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心の悩みやストレスが、発がんの引き金になります!
ストレスががんを作ることは、昔から言われていますが、そのメカニズムは今迄よくわかりませんでした。ところが今では、新潟大学の安保徹先生らの研究により、その全貌が明らかにされました。
ストレスといってもいろいろなものがあります。仕事のしすぎ、無理のしすぎ、寝不足、暴飲暴食などがありますが、一番長期的にダメージを受けるのが、持続的な心の悩みです。
職場での人間関係やノルマ、家族の病気と介護、家庭での対立などが持続的な心の緊張を引き起こします。
心が緊張すると、主に以下の4つのことが起こります。
白血球中の
顆粒球が増加
血流が細くなる
白血球中の
リンパ球が減少
解毒排泄能が
低下する
顆粒球の増加は、交感神経の緊張状態で起こります。

顆粒球というのは、主にケガなどをしてばい菌が体に侵入してきた時に、それをやっつける免疫細胞です。

顆粒球は、ばい菌を取り込み、活性酸素という毒をもって自爆しながら菌をやっつけるのですが、たくさんできすぎた役立たずの顆粒球もまた、血流にのって粘膜にたどりつき、活性酸素を発生させて自爆してゆきます。

この活性酸素が、上皮組織を傷つけてゆき、体は組織修復のためのスイッチが入りっぱなしの状態になります。

通常60兆個の細胞は毎日入れ替わり、すべて分裂回数がセットされていますが、修復するための号令が出続けると細胞が無限に増殖してゆくことになります。
交感神経の緊張により、血流が滞ると、細胞に十分な酸素と栄養を送ることができません。

そればかりか、細胞で生じた老廃物を持ち去ることもできなくなり、組織の環境が非常に悪くなります。

また、私たちの体には、がん細胞の芽を打ち砕く免疫システムがありますが、この免疫細胞も、血流にのって全身にくまなく届けられます。

その大切なパイプである血流が細くなると、効果を発揮できるはずの免疫パトロール隊が発がん部位に届かなくなります。
リンパ球というのは、私たちが非常にリラックスした状態で増えるものです。

楽しく食事をしているときなどは、私たちが、一番嬉しい時間でもあります。

リンパ球というのは、消化酵素で分断された異種タンパクや、花粉などの非常に小さいものに対して抗体を産生する免疫システムである他、自分の体に生じた異種細胞などをも攻撃してゆきます。

つまり、私たちを発がんから守ってくれているのは、このリンパ球なのですが、心の持続緊張により、交感神経が優位にたつと、大切な免疫パトロール部隊の隊員数が減ってしまうことになります。
人の腸管の中は、体の中でも最も大切な免疫を司る部分です。

腸管も自律神経系に支配されており、交感神経が優位にたつと運動が抑制されやすくなり、逆にリラックスの状態で働きが活発になります。

腸管内には無数の常在菌がすみついており、ビフィズス菌に代表される善玉菌、ウエルシュ菌に代表される悪玉菌と、食べ物や体調によってどちらにも傾く日和見菌によって構成されています。

ストレスにより、腸の運動が抑制され、便秘がちになると、腸内の環境が、悪玉菌優勢になり、腸内の腐敗が始まり、これによって生じた有毒ガスや、有毒物質が、組織を傷つけ、腸管免疫の低下を招きます。