生理不順
生理不順 頻発月経・・・生理が早く来る
月経周期が24日以内(月に2〜3度くることもある)
卵胞が発育しないうちに排卵がおき、黄体形成も不十分で、早めに生理が来てしまう場合、 卵胞ホルモンが少なく、無排卵月経の場合などが考えられます。
思春期や、更年期のホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが大きく関係します。
気虚、腎陽虚タイプ・・

高温期が短い、または高温期がない
東洋医学的にみると、気血の不足により、内分泌、内臓の機能が低下し、エネルギーをためこむことができず、血が早くもれてしまう状態です。
子宮内膜の働きも弱く、内膜が厚くなる前に剥がれ落ちてしまいます。疲れやすく、体力がなく、うすい出血が少量ダラダラと続いたり、2日ほどで終わってしまう場合もあります。
このような場合は、ホルモンのバランスを整えるプラセンタ、野牡丹、紅参などと補腎剤を使ってエネルギーをつけてゆきます。
血熱、湿痰タイプ・・

高温期が恐竜の背中のように盛り上がっている
精神的に興奮状態が続いたり、お酒、香辛料、肉食、あぶらものなどのとりすぎで、血が熱をおびて汚れてくると、出血しやすくなります。このときの出血は、粘りがあったり、レバー状の塊が混じったりします。不正出血もしやすい状態です。
このようなときは、田七人参、紅羅不麻、しほよもぎなどを用いて、血の汚れをとりのぞくことから調整してゆきます。
稀発月経・・・生理が遅れる、月経周期が39日以上
思春期、更年期などのホルモンバランスの乱れ、季節の変わり目、ストレスなどの影響が大きい。
血虚、腎虚タイプ・・・

高温期が上がりきらず低い
非常に大きなストレスを抱えた後や、過労、栄養不足等の後の生理に見られやすい状態です。月経血はうすく量も少ないのに、フラフラ感、めまい、貧血などを伴うこともあります。このようなときは、プラセンタ、野牡丹、紅参などを組み合わせてゆきます。
冷え、お血タイプ・・・

高温期がダラダラとあがる、高プロラクチン血症など
冷えや、気血の滞りでお血が生じます。遅れた分、生理がひどく、生理痛があったり、塊が混じって排泄されることがあります。こってりとした食事のとりすぎなどにより、血液が汚れると、排卵の後にすぐに黄体が形成されず、高温期がダラダラと階段状にあがり、周期が延びることがあります。このようなときは、不正出血が見られることもあります。
このようなときは、プラセンタ、紅参、田七人参などを組み合わせて調整してゆきます。
不定期月経・・・生理が早くなったり遅くなったりする
思春期や、更年期のホルモンバランスの安定しない時期によくみられます。また、常にストレスを抱えてイライラしがちなときも月経周期が乱れがちです。
肝鬱気滞タイプ
自律神経のバランスを整えることが大切です。このような場合には、ホルモンバランスを整えるプラセンタのほか、気のめぐりを整える紅羅布麻、五加皮、紅参などを組み合わせてゆきます。
無月経・・・月経が3ヶ月以上ない
卵胞の発育もあり、子宮内膜も厚くなるが、排卵しないタイプと、卵胞そのものが発育しないタイプがあります。卵胞そのものが発育しない状況では、ホルモン剤を使ってもうまくゆきません。
腎虚タイプ 成長が遅かった、大きな病気をした、体重が極端に少ないなど
まず、体力あるからだ作りが必要です。同時に補腎剤や、プラセンタを使ってゆきます。
気血両虚タイプ 偏ったダイエットなどで、生理がとまってしまった例のほとんどがこのタイプです。
一般的に現在の体重の1割以上を1〜2ヶ月の期間で減らしたときに、生理が止まることがあります。
ダイエットを中止して、食事を改善することから始めます。拒食、過食を繰り返してきたときなどは、心のカウンセリングから始めることが必要です。
そのほかに、生活の変化やストレスで一時的にとまってしまう場合や、更年期の生理のあがる手前の症状としても無月経がみられます。