2007-09
日付・テーマ
りえぴょん日記
生活養生
脾胃を丈夫にする方法
9月27日
木曜日
晴れ

脾胃を丈夫にする方法

ここのところ、胃腸を悪くしている方を多くみかけます。
夏の間の冷たい物や水分の摂りすぎなどで、胃腸が弱ってしまってい
るのですね。

普段から、胃下垂で太れない方や、逆に水を飲んでも太る、むくむ・
・・というような方は、冷たい物や水分の摂りすぎには注意をしてお
られるようですが、この体質から脱却するには、さらなる養生が必要
です。

まずは、朝食または昼食を温かいお粥に変えてみましょう。
朝起きてすぐの胃腸は、冷えて活動力も弱っており、まさに寝起きで
す。朝食に温かいお粥をとると、胃腸がとても温まり、体に活力がわ
きます。

私は、カップ1のお米(雑穀、玄米などを混ぜてもよい)に対し、カ
ップ8のお水を入れ、コトコト40分煮ます。

特に、胃がポチャポチャしたり、体が湿で重だるいときは、ひとつま
みのハトムギか赤小豆を一緒に炊きます。

気力を増やしたり、血を増やしたい方は、干し椎茸の出汁で、さいの
目切りした人参、さつまいも、山芋などを入れて炊くとよいですね。

炊きあがる10分ほど前に、冬瓜を入れれば、補気補血と利水解毒を兼
ねた薬膳粥になります。

また、脾は肌肉を司るので、胃腸が弱い方は筋肉も少なく、内臓が下
垂しやすいし、体が冷えやすいのです。

筋肉は、熱の産生源ですので、筋肉が少ないと、体が温まりませんし、
代謝も悪くなります。

逆に、筋肉を作ることで、脾は丈夫になります。
胃腸が弱い方は、食事をしても汗をかきませんが、筋トレを始めると、
朝食後にじんわり汗をかくようになります。

筋トレといっても、激しいものでなく、私は両手に1キロのダンベル
をもって、寝た状態で両手を頭の方にあげ、足を床から20センチあ
げて、おへそをのぞく・・・という腹筋を10回
そして、ダンベルをもったスクワットを10回
を中心に、朝食前に10分間行うだけです。

漢方を効かせるためには、養生はとても大切。
養生7割で漢方3割くらいに考えて努力されると、必ず体質は改善さ
れますよ。

脾胃が弱い方のお勧めは、大熊柳(半月〜1ヶ月分11550円)で
すが、必ず養生もなさってくださいね♪



                        りえぴょんより
ガン
腹水と不正出血
9月26日
水曜日
晴れ

腹水と不正出血

◎ご質問

子宮ガンで、月経のような不正出血があり、腹水も溜まっているとき
どんな養生をしたらよいですか?
現在、枇杷の葉温灸などのお手当てはしています。


◎りえぴょんのアドバイス

現在、腹水が溜まり、月経ほどの不正出血があるとのことですので、
まずはそれに対応することが必要かと思います。

出血が長引くと、貧血になり体力が落ちてしまいます。
不正出血には、体が虚しておこるものと炎症性のものとがあります。

ガンの勢いが強く、それによる出血であれば、大量で深紅の粘稠な血
液が降り、口渇、熱感、便秘気味、尿の色も濃いなどの特徴がありま
す。これにおけつを伴うと、刺すよな痛み、紫ぽい塊などが降りてき
ます。

虚熱性のものであれば、血色は鮮紅で、手足が火照る、寝汗をかくな
どの症状を伴います。

体力が低下して、気血が不足しているのであれば、淡紅の希薄な血液
が降り、ダラダラと続き、手足の冷え、食欲不振、顔色が白いなどの
兆候もあります。

まずは、止血せねばなりませんが、状態により止血剤の種類が異なり
ます。

食養生としては、毎日、黒キクラゲとおからのメニューを取り入れて
ください。

腹水に関してですが、ガンによる炎症があれば、それを冷ますために
水がよりますので、清熱解毒の生薬と、肺脾腎の力を強める生薬が必
要です。

保健室では、このようなとき紫霊芝が、それらの薬味をバランスよく
含んでおり、お勧めしています。

★このようなご質問を頂いた場合には、随伴症状、舌の状況など、詳
しくお聞きする必要があります。



                        りえぴょんより
生活養生
繰り返す膀胱炎
9月19日
水曜日
曇り

繰り返す膀胱炎

一度膀胱炎になるとスッキリせずに何度か繰り返すことがあります。

特に抗生剤を使って膀胱炎を治したときには、その後の養生はとても
大切です。

抗生剤で胃腸が荒れたり、腸内の善玉の細菌が殺されていると、非常
に体力、免疫力ともに弱った状態にあります。

この様なときに無理が重なったり、体が冷えたり、ストレスが入ると
いっぺんにぶり返してしまいます。

また、風邪をひいたり、下痢が止まらずにスッキリせず、ますます体
力が落ちて、下腹部が痛みだすこともあります。

抗生剤を5日以上使用した後は、胃腸を立て直す養生をしましょう。

まず、絶対にいけないのは、冷蔵庫から出したすぐの冷たい飲み物や
食べ物をとることです。

胃腸を温めることが大切なので、ニラを入れた温かい雑炊、お粥、う
どんなどがよいですね。

また、腸内の環境を整えることが大切なので、納豆、みそ、漬け物な
どの発酵食品はお勧めです。

膀胱炎がスッキリしない方は、キャベツ、大根、トマトをミキサーに
かけてジュースを作り、1時間ほど寝かせて発酵させてから召し上が
ってください。

胃腸を整える酵素、乳酸菌、清熱作用と、3拍子揃った食品です。

軽い膀胱炎程度でも、抗生剤が処方されるのが常識のようになってい
ますが、あまり安易に抗生剤を使うのは得策とは言えません。

中草薬には、苦草といって、抗菌、抗炎症の働きのある清熱薬があり
ますので、猪苓湯などと併用することでとてもスッキリと症状がなく
なります。

また、膀胱炎になったと言うこと自体、抵抗力が落ちている証拠です
ので、体を温める紅参や、腎陽を養う腎気丸等で、根本的な養生をな
さることが大切です。



                        りえぴょんより
ガン
爪の黒い縦筋
9月18日
火曜日
晴れ

爪の黒い縦筋

先日、テレビで爪の縦筋の放映をしたらしいですが、そのせいか、
「先生、私は大丈夫ですか?」
と爪を見せにくる方が増えています。

ちょっと心配なのは、手や足の親指の爪に、はっきりとした線のよう
な黒い縦筋があらわれるもの。

確かに、こちらの保健室でも、肺ガンの患者さんに、このような縦筋
が多く見られます。

大腸ガンでは、人差し指、乳ガンの方では、小指に見られることが多
いようです。

これがどうしてなのかは、まだはっきりとわかっていないようですが、
経絡的な滞りが関係しているようです。

その他に、ガン患者さんの手で多く見られるのは、爪がなんとなく黒
ずんでいる。
手相の筋が黒っぽくなっている・・・など

いずれも、顆粒球が優位になり、体の中で何らかの炎症がおきている
ときの反応と見られます。

たんぽぽ茶などのような清熱解毒生薬で、炎症を冷ましつつ解毒する
と、1ヶ月ほどで、色がうすくなってくるのがわかります。

からだの浄化が進めば、爪の黒ずみ、縦筋も薄くなり、根元から消え
てきます。

何かでぶつけて黒くなっているものは内出血ですし、爪のデコボコの
縦筋は、皺と同じで老化ですので、心配はいりません。



                        りえぴょんより
お客様からのご相談
肝臓に転移ガンがみつかったのですが・・・
9月13日
木曜日
晴れ
肝臓に転移ガンがみつかったのですが・・・

▽ご相談

肝臓に小さな転移ガンがみつかり、治療を受けましたが、今後どんな
養生をすればよいですか?
今はタンポポ茶をのみ、半身浴などを行っています。


◎りえぴょんのアドバイス

タンポポにも抗ガン作用がありますが、肝臓であれば特に田七人参を
摂った方がよいと思います。

肝臓は細かい毛細血管の集まりで、どこかに目詰まりが起きると解毒
が落ちてしこりを作りやすくなるので、田七人参で血流を通してあげ
るとよいです。

霊芝胞子という製品には、田七人参、免疫をあげる霊芝胞子、山茨姑、
大青葉などの清熱解毒生薬、そして、肺腎を強める冬虫夏草が入って
おり、8190円という値段ですので、タンポポとの併用であれば一押し
です。

紫霊芝は、なかなか続けるのも大変ということで、多くの方がタンポ
ポと霊芝胞子で養生されています。

あとは食事療法ですが
朝・・・胃腸を温める食事がよいので、特にサケやニラなどを用いた
雑炊、お粥、良くかめばお茶漬けでもよいです。その他に、温かいご
飯に具たくさんのお味噌汁もよいですね。
朝は補気、補陽がポイントです。

昼・・・活動的な昼は、気を十分に巡らすことが大切!気が渋滞する
としこりを作りやすくなります。
お勧めは温かい蕎麦、補血作用のある人参やほうれん草と一緒にらっ
きょう(理気)を炒め、八宝菜みたいに甘酢じたてでいただくのもよ
いですね。食後のデザートは柑橘類や柑橘ゼリーがお勧めです。
昼は理気、補血がポイントです。

夜・・・夜は一日の内臓の疲れを癒し、体をキレイにする食べ物をい
ただきましょう。

春雨、お豆腐、わかめ、こんぶ、きのこ、繊維質の食べ物、貝類など
の海の幸など
夜は穀類を少なめにして、解毒、化痰、通便作用のある食べ物を腹八
分で抑えることがポイントです。

いずれにしても、元気で食事がとれていれば心配ありません。
体を冷やさず、リラックスを心がけて養生なさってくださいね。



                        りえぴょんより
お客様からのご相談
生理の量が少ないのですが・・・
9月11日
火曜日
晴れのち

生理の量が少ないのですが・・・

ご相談内容
ここのところ3ヶ月ほど生理がなく、やっと来たかと思えば、チョロ
チョロと茶色い出血があり、3日で終わってしまいました。
妊娠を望んでいるのですが、こんなふうで大丈夫ですか?

りえぴょんのアドバイス
この方の舌を拝見すると、舌質が薄く、エネルギー不足です。
舌の色も白っぽく、奥に行くほど苔が多く、胃腸と子宮が冷えている
様子です。

質の良い卵を排卵し、温かい子宮内膜で赤ちゃんを育てるためには、
十分な気血が必要です。
この方の場合、排卵はしていても、子宮内膜が薄く、赤ちゃんを育て
るベッドがうまく整っていないようです。

生理は、子宮内膜がはがれ落ちたものなので、茶色いのが少し・・・
では十分ではありません。
もともと低体温であったり、気血が不足していると、子宮へのエネル
ギーが後回しになり、生理が来なかったり、少なくなります。
体を温めるとともに、血を作る食べ物をしっかり召し上がってくださ
いね。

定番は、人参、ほうれんそう、レバー、イカ、タコ、マナガツオ、赤
貝、ピーナツ、ブドウ、プルーン、ライチなどです。
なお、茶色い出血が止まらず貧血気味の方は、黒きくらげ、おから、
などがお勧めです。

これらの食品には止血作用があります。

この方には、補血作用の強い子羊袋をお勧めしました。
四物湯(当帰、芍薬、熟地、川きゅう)を用いたスープやスペアリブ
などもよいですね。



                        りえぴょんより
生活養生
デトックスが進むと・・・
9月4日
火曜日
晴れ

デトックスが進むと・・・

玄米菜食を長く続けておられるような方が、たまにアブラの多い動物
性の食品を摂ったりすると、お腹がグルグルと鳴って、もどしたり、
下痢したりすることが往々にしてあります。

これは、術後に、重湯からだんだんとお粥になって普通食になること
と同じで、普段と違った食べ物が入り、消化管が拒絶反応を起こして
しまうのですね。

最近は、デトックス(体内解毒)が盛んに言われていますし、こちら
でも、良いものを摂る前に、まず悪いものを解毒した方がいいね!
とお話していますが、解毒が進むと、添加物タップリの食品や、加工
食品が食べられなくなるから不思議です。

熱心に解毒をやっておられる方は、そのような食品を「気持ち悪い・
・・!」と思われることが原因でもありますが、体が受け付けなくな
って、本当に食べた後に調子が悪くなるのです。

私も、若い頃はカップラーメンなどを食べても全然平気でしたが、今
では全くダメになりました。

そのときは美味しく食べても、決まって夜中に気分が悪くなり、冷や
汗と吐き気に苦しみ、懺悔するわけです。
これを毎日続ければ、また平気になるわけですが、せっかくキレイな
体にしているのにもったいない話ですよね。

最近では、毛染めや、パーマも厳しくなってきました。
先日、毛染めをしたのですが、頭にひっかき傷があり、毛染めの液が
強烈にしみました。

その直後から、首のリンパ腺、肩、顔までパンパンに腫れ、頭皮をさ
わるとピキピキ痛みました。
尿の出も悪くなり、むくんでつらかったこと・・・。

薬液毒を薄めるために、水が頭皮と顔に集まってきたのですね。
タンポポ茶を一日4袋飲むと頭から異常なほど汗をかき、2日でむく
みがとれてきました。
ふぅ・・・恐いものです。

このように、デトックスされてくると、少々過敏になる弊害?はあり
ますが、体は軽くなり、気持ちも前向きになりますね。



                        りえぴょんより
乳ガンシリーズ10
乳ガンのホルモン治療中の養生
9月3日
月曜日
晴れ

乳ガンのホルモン治療中の養生

女性ホルモン感受性の乳ガンの場合、一般的にホルモン治療が行われ
ます。

女性ホルモンの影響で、ガン細胞が活発化する恐れがあるため、女性
ホルモンを拮抗するようなホルモン剤を用います。

このとき、一時的に、更年期に似た症状が現れ、不快感を訴えられる
方がとても多いです。

このときの食事療法として、女性ホルモン様の作用がある、大豆製品
・・・大豆、豆腐、豆乳、納豆などをとってもよいか?
という質問をよく受けます。

更年期で、のぼせ、ほてりなどの熱感がある場合、一般的にはこれら
の食品を勧めますが、ホルモン治療中は、治療の妨げにもなりかねな
いので、摂りすぎはよくありません。

特に、サプリメントとして、大豆イソフラボン製剤、プロポリス製剤
などを用いると、かなり大量に摂取することになります。

今のところ、はっきりとしたことがわかっていないので、これらのサ
プリメントはお勧めできません。

ただ、大豆製品は全くダメ!と言っているのでなく、普通に普通の量
を、食事から摂るのであれば問題はないと思います。

ホルモン剤治療中の特有の症状として、顔がほてる、のぼせる、肩が
こる、ホットフラッシュ、足はとても冷たく、下半身は冷えやすい・
・・といった上熱下寒の症状が多く見られます。

また、体の表面は熱いが、胃腸は冷えているパターンも多いですね。

ちょうど、陰陽のバランスが崩れた状態です。このようなときは、

1,気の流れの詰まりをとって正常な気の流れを作ること・・・そば、
  らっきょう、かんきつ類、ジャスミン茶など

2,上へ昇ったエネルギーを下へ降ろしてあげること・・・堅いたべ
  もの、なまこ、あわび、いかなどの海産物

3,胃腸をよく温めてあげること・・にら、黒砂糖、マス、サケなど

これとは逆に、極端に体を冷やしたり、温めたりするもの(冷蔵庫か
ら出した冷たい食べ物、ジュース、激辛食品、香辛料など)は、陰陽
失調に拍車をかけるので、避けましょう。

★保健室のお勧め

1,気の流れをよくして、滞りをとる・・・唐橘(3990円)や、漢方
  の柴胡剤
2,ほてりやのぼせの上逆症状が強い時・・・紅羅布麻(9030円)
3,胃腸を温め、冷えを改善する・・・大熊柳(11550円)



                        りえぴょんより