2008-04
日付・テーマ
りえぴょん日記
食養生
ヤカンの水と
肝陽上亢の眩暈
4月30日
曜日
晴れ

ヤカンの水と肝陽上亢の眩暈

この季節、眩暈、耳鳴り、イライラして怒りっぽい、のぼせ、火照り
頭がぼうっ〜として忘れっぽい・・・などの症状の方が多く来局して
います。

春は肝の季節・・普通にしていても、気が上へ昇りやすい季節です。

ここへ、環境の変化、新しい仕事、新たな習い事・・・等色々なスト
レスが加わると、ストレスをうまくコントロールしてくれている肝が
オーバーヒートを起こし、熱が上へ上へと昇ります。
そして出てくる症状が上記の症状です。

中医学では、肝陽上亢と言いますが、特に陰血を消耗している人ほど
この症状が出やすくなります。

陰血とは体の潤いの部分で、内熱を冷ます働きがあります。
ところが、寝不足、頑張りすぎ、パソコンワークなどで目を使いすぎ
る。そしてピリ辛いものの食べ過ぎ、揚げ物などの熱性食品の食べ過
ぎなどがあると、どんどん陰血は消耗します。

ちょうど、ヤカンに火をかけた状態を思い浮かべてください。
ヤカンの水の量は体の陰血、火はストレスです。

ヤカンに充分水があれば、なかなか沸騰しませんが、やかんの水が少
なければ、あっという間に沸騰してしまいます。

つまり、陰血の少ない人は、少々のストレスでも、眩暈などの不快症
状を起こしやすくなります。

治療には、表面の症状をとるのに、肝の熱を冷ますものを用います。

今年は、紅羅布麻、南国刺五加などの中草食品、そして柴胡加竜骨牡
蛎湯を使う証の方が多いようです。

こんな方は、貝類、セロリ、セリ、白菜、松の実、白ごまなどを食べ
るように勧めています。

また、根本解決として、陰血を補うものを使ってゆきます。
子羊袋、亀齢寿などや、四物湯、加味帰脾湯、六味地黄丸などを調合
します。

女性は特に血腋が常に不足しやすいので、日常より、黒豆、木耳、黒
ごまなどの色の黒い食べ物や、色の濃い野菜を食べて補血することも
大切です。



                        りえぴょんより
お客様からのご質問
春先の肝臓がん
4月28日
曜日
晴れ

春先の肝臓がん

ご質問
この1月から、肝臓がんが突然暴れだし、マーカーもどんどん上がり、
腹水、黄疸も出てきました。病院では希望がないようなことを言われ
ましたが、どうなのでしょうか?

りえぴょんのアドバイス

病院では、やはり西洋医学の攻撃的治療しかないため、厳しく希望が
持てない言い方をされる方が多いですが、私の過去の経験では、きち
んと養生なされば、その限りではないと思います。

現に、昨年の11月のご相談を受けた肝臓癌の方も、腹水が妊婦さん
のように溜まり、余命1ヶ月を宣告されましたが、養生と漢方で腹水
がとれだし、4月中旬にはお腹がへこんでシワができた・・・とお便
りいただきました。

せっぱ詰まっている方の方が、真剣に取り組まれるので、余裕のある
方よりも予後が良いようです。

東洋医学的には、春先は一年のうちで最も肝の気が高まり、肝炎を持
っている方では、急激に炎症を起こすことがあります。

ストレスが最も肝熱を上げますが、食事でも、お酒、揚げ物や炒めた
料理、香辛料を使った料理、熱性の食品は避けなければなりません。

また、長引く治療等で、貧血気味であったり、寝不足や疲れで体の陰
分が不足していると、すぐに肝がオーバーヒートを起こし、季節も手
伝って炎症を助長します。

私の父はC型肝炎から肝臓癌になり、やはり春先、一時はPIVKA
2という肝臓癌マーカが38800まであがりました。(正常値40以下)

父は、余命3ヶ月を宣告されましたが、病院の治療を受けず、漢方と
食養生のみで、その後5年半生存しました。しかも途中より、癌は薄
くなりはじめ、癌でなくなったのではなく、持病の脳梗塞による誤嚥
性肺炎で亡くなりました。

この場合、まずは清熱解毒の生薬で、肝の炎症を冷ますのが先決だと
思います。

腹水は炎症があるために、それを冷まそうとして寄るので、炎症がさ
めれば散り始めます。お勧めは、やはりメルマガに度々出てくる紫霊
芝(360粒/50400円)です。

多くの清熱解毒生薬とともに、肝臓の血流を改善し、オケツをとる田
七人参、そして扶正力を高める、霊芝、冬虫夏草が配合されており、
体が弱っている方でも使えます。
朝晩6/6粒から始めて様子を見られるとよいです。

同時に、脾胃の働きを高めるため、お腹、ソケイ部、腰をユタンポで
よく温めます。

食事は、健脾利水作用がある、小豆、トウモロコシ、鳩麦などを入れ
たお粥を召し上がるとよいです。

ただし、ご本人がその気になって頑張られることが大切です。
男の方は、ご家族や奥さんが一生懸命なのに、とても投げやりで、養
生する意志のない方が多く、それではうまくいきませんし、トラブル
の元になります。

ご家族もご本人も一丸となり、病気を治す養生に取り組まれてこそ、
良い方向へ動いてきます。一度、皆様でよく検討なさってください。



                        りえぴょんより
お客様からのご質問
バセドウ病による眼球突出
4月25日
曜日
晴れ

バセドウ病による眼球突出

ご質問
タンポポ茶とセンザンショヨが食品としてお勧めとのことですが、詳
しい働きについて教えてください。

お答え
タンポポ茶は、解毒全般にいけます。

1,毎日の食品添加物、農薬、花粉の抗体等を、胆汁に抱き込んで排
泄するので、アトピー、アレルギー、皮膚疾患のある方は、肌がとて
もキレイになります。

2,余分な脂肪、糖分等も解毒排泄するため、糖尿、コレステロール、
中性脂肪が高いなどのメタボの方の数値が3ヶ月を目安に改善されま
す。

3,毛細血管を大掃除するため、白内障などの眼疾患にも適応してい
ます

4,タンポポ茶の抗ウイルス作用により、インフルエンザ、ヘルペス
などの時に一日3袋使用します。

センザンショヨは、痰湿とりです。

1,甲状腺機能亢進、甲状腺瘤、甲状腺機能異常で眼球突出の方にお
勧めです。

2,甲状腺機能が正常な方でも、ネバネバした苔や歯形がある舌とと
もに、めまい、不眠、胃腸虚弱者の神経症、咳と痰、胃の痞え、消化
不良等によいです。



                        りえぴょんより
ガン
腹水がとれた嬉しいお便り
4月24日
曜日
晴れ

腹水がとれた嬉しいお便り

 昨日、お薬を落掌致しました。大変ありがとうございました。

 伯父のお腹は日に日に細くなってきて、現在は、もう二週間も
 水を抜いてないそうです。
 
 小水が増えて、色も普通と変わらないくらいになり、トイレも
 一人で行くそうです。
まったく奇跡の回復という言葉が ぴったりです。
 
 また、お薬と一緒にいつもいつも、お気遣いいただいて、恐縮
 いたします。ありがとうございました。取り敢えず、お礼まで。

♪嬉しいお便りをそのまま載せさせていただきました。

この方は、昨年十一月にご相談があった方ですが、最初は五苓散と補
中益気湯のみで対応していましたが、水が溜まって来るのが早く、溜
まっては抜くの繰り返しでした。

やはり、元の炎症を清熱解毒の生薬で冷ました方がよいことをお話し
十二月から「紫霊芝」を一日六粒ほど飲んでいただきました。
今年に入り、顔色もよくなり、便の出がスムーズとのことで、水を抜
く頻度が減ってきたようです。

この三月より、思い切って紫霊芝を一日二十四粒に増やしたところ二
週間ほどで、膨れていたお腹に皺が出てきた・・との嬉しいご報告を
頂きました。

この方は、玄米のお粥、お腹の温め療法など、お手当てにも余念がな
く、ご本人もご家族も本当に前向きに取り組んでいらっしゃいます。

お手当ては確かに面倒で時間も要し、一週間も経たないうちに音を上
げてしまわれる方が多いのも現状です。

シャープな効き目とは違うので、不安で辛抱できなくなってしまうお
気持ちもわかりますが、体に負担をかけずに、徐々に改善されてゆく
養生こそ、元から病気を治す力になります。
そして治そうとする気持ちが何よりも原動力になります。



                        りえぴょんより
ガン
ガンと陰陽バランスの崩れ
4月15日
曜日
晴れ

ガンと陰陽のバランスの崩れ

ガン患者さんに、温灸アドバイスをしていて、気がついたことがあり
ます。

殆どのガン患者さんは、強いストレスを感じておられ、足の臨泣のツ
ボを押さえてみると飛び上がるほど痛がられます。
(これは、ガンでなくてもストレスが強ければ反応が出ます)

ところが、抗ガン剤、強い鎮痛剤を使っている方には、この反応があ
りません。痛みが感じられないのは重症です。

また放射線をやっている方では、体の陽の部分(腕の外側や背中)が
とても冷えており、陰の部分(足の裏など)が火照っています。

本来の生体の陰陽バランスからかけはなれてしまっているのです。

陰陽が失調すると、不眠症、免疫力の低下、鬱病など様々なトラブル
が出てくるので、早めに調整してゆくことが大切。
これには経絡温灸がとても効果をなします。

また、朝は補陽、健脾のものをとり、自然の陽気を上昇させます。
夜は陰の時間なので、夜10時には眠りにつきます。
紫霊芝や冬虫夏草などは寝る前に召し上がるとよいですね。

こちらで、漢方、食養生をしつつ、温灸やユタンポ療法をしている方
の気の流れ、血の流れはとても良いですヨ♪



                        りえぴょんより
食養生
胃下垂は鬱になりやすい?
4月14日
曜日
晴れ

胃下垂は鬱になりやすいですか?

ご質問
胃下垂があり、いつも胃に不快感があり、食欲がありません。
朝から気力がなく、鬱々とした毎日なのですが、胃下垂があると、鬱
になりやすいのですか?

りえぴょんのアドバイス
胃下垂など、内臓の下垂で悩んでおられる方に、しばしばこのような
ご質問を受けます。

内臓が下垂していると、そこへ食べ物や水分が入ってきたとき、水袋
のように重みで垂れ下がるため、消化管が伸び縮みしにくくなり、い
つまでも食べ物が停滞する傾向にあります。

気の向きが下になるため、確かに昇陽しにくくなります。
つまり、朝起きても、なかなか気力が上へ上がってこないわけです。

そこで、こういう方には胃腸を温めて消化管の活動をよくしてあげる
大熊柳と、消化管を上へ持ち上げる補中益気湯を使います。

鬱と鬱証とは全くちがいます。
胃下垂の方に多いのは鬱証で、先ほどのようにお腹を温め、消化管を
持ち上げる漢方でとても改善されます。

本格的な鬱の場合は、原因が胃下垂とは限りませんので、しっかりと
弁証する必要があります。



                        りえぴょんより
女性
高温期が低い方の養生
4月9日
水曜日
晴れ

高温期が低い方の養生

赤ちゃんが欲しい方に中で、高温期が低い、高温期が短いなどで、着
床しにくい方が多く見られます。

月経周期:遅れがち

月経状態:血の色が薄く暗淡い又は紫がかった塊があり生理痛がある

基礎体温:高温期が低い

随伴症状:手足、下腹部の冷え、疲れやすい、お腹が張る、下痢しや
     すい、むくみ、頻尿、足腰冷え痛む

舌と脈 :舌淡く苔白い 脈沈弱

これらがあてはまれば明らかに陽気不足です。

こちらでは、卵の質をよくしてゆくタンポポ茶をベースにして、体を
温め、血を増やして子宮内膜を厚くする働きの子羊袋をお勧めしてい
ますが、日頃の養生もとても大切。

お腹を温める。黒砂糖、生姜、韮、海老、なまこ、鮭などの食べ物
血を作る、人参、ほうれんそう、イカ、タコ、黒きくらげ、レバー、
黒豆、黒ごまなどを常用しましょう。

また、生理中には、カイロやユタンポなどを利用して、お臍と両太も
もの間をよく温めてください。

寝る前の15分でOKです。
毎日続けると、高温期がキレイにポンと上がり、持続してきます。
養生は3ヶ月を超えると、安定してきますよ。



                        りえぴょんより
食養生
舌診と予後
4月8日
火曜日
雨のち晴れ

舌診と予後

先日中医学研究会で、舌診と患者さんの予後の検討会を行いました。

ガン患者さんばかりの舌の写真を一例ずつ見て、どの部位のガンで、
どんな状態であること・・・などを照合

80人ほどの舌写真を拝見いたしましたが、その中で、20人ほど、
すでに亡くなられた方の舌写真があり、舌のどのような状態が、その
後の明暗を分けるのかを検討しました。

ガン患者さんであっても、何年もお元気に暮らしておられる方の舌は、
まず一様に舌質の色がキレイです。

舌の肉の色は、通っている血液の色、量、流れの状態などを表してい
ます。

正常な舌質の色は、赤ちゃんや元気な子供の舌の色を見ればわかりま
すが、明るいピンク色です。

ガンの方の場合、オケツがあり、体も冷えていることが多く、舌の色
が青紫っぽかったり、暗赤色、色目が暗くなります。

また、放射線や、抗ガン剤治療により、骨髄抑制があると、舌の色は
貧血で青白くなっています。

また、舌に生えている苔は、胃気を表しているので、全く苔が無いの
は危ない状態

また、汚いべっとりした苔が多いのは、解毒が落ちて、体内が汚れて
いることを意味します。

従って、薄いベールのような苔がしっとりとはって、潤いが適度にあ
るのが良い状態です。
状態が悪いガン患者さんの舌には、白〜黄色〜茶色の汚れた苔があり
ます。

食養生+タンポポ茶等で解毒生活を送っておられる患者さんの舌苔は
キレイです。

舌の状態は、血液、内臓の状態等が見て取れる部分なので、私達中医
漢方家はとても重視しています。

従って、舌の状態を参考にしつつ、処方を変更してゆくため、必ず本
人が来局していただきたいのも、その所以です。

予後のよくない方の舌は、色が悪く、苔も汚れていますので、皆さん
も毎日舌をみて、ご自分の状況を見てみてください。
舌は体の状態で変化しますので、毎日養生されることが大切です。



                        りえぴょんより
食養生
逆流性食道炎
4月3日
木曜日
晴れ

逆流性食道炎

逆流性食道炎に悩まされる方の多くは強いストレスを慢性的に受けて
います。

ストレスにより、脾の運化作用が落ちて、胃腸が動かない。それなの
に、胃酸が出てくる。
そうすると、行き場を失った胃酸は上へ上がるしかありません。

逆流性食道炎の方の背中(胃の裏)はコチコチにしこっており、背中
の緊張が強いために、消化管が動かなくなっています。

特に、常に緊張を強いられるお仕事の方
昼夜交代勤務のある方
疲れると胃が下垂しやすい方
などは、条件的にこの病気にかかりやすくなります。

対策としては、リラックスできる時間を確保すること
お腹をよく温めてあげること
一度に沢山のものを食べないこと
油もの、動物性タンパク質、甘いお菓子など、脾胃に負担をかける食
べ物を減らすこと
背中の気をよく通してあげること
などです。

これらの養生をなさっていれば、鬼菊のみで、うまくゆきます。
心配性でとても神経質な方の場合は、寝る前に大熊柳をプラスして、
お腹を温めるとよいですね。



                        りえぴょんより