大垣 林薬局 今日の、りえぴょん日記
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日付・テーマ
りえぴょん日記
ガン
扶正去邪
9月18日
曜日
ご質問

ガンがあちこちに転移しているのがわかり、病院では治療法が無い!
と言われました。

安保先生の免疫理論を読んで、食事や心の改善を勧めようと思いまし
たが、本人は、西洋医学を信じており、医者に対して依存心が強く、
なかなか理解がないかも・・・・。
抗ガン漢方を勧めてみたいのですが、サプリメント的に分けていただ
けますか?
というような内容

りえぴょんのアドバイス

安保先生が言われるとおり、自分の免疫力(扶正力)を高めることは、
すなわちガンを自分の免疫でやっつけることにつながります。
西洋医学的に”治療の方法はない”と言われ、かえって命拾いした方
も多いです。
それは、抗ガン剤や放射線等の攻撃的治療により、体力を落とすこと
を免れたためです。



東洋医学のガン治療は、扶正力と去邪力のバランスをとても大切にし
ます。
つまり、体に足りないものを補う・・・補気、養血、補陽、滋陰、補
精等
体にある悪いものを取り除く・・・気滞、痰湿、おけつ、腫塊
を、しっかりと弁証して見極め、適切なものを処方してこそはじめて
効果が現れます。



従って、こちらでの抗ガン養生を望まれる場合は、ご本人とご家族の
双方が、漢方と養生に理解を示し、根気よく続ける覚悟がある方でな
いと、お勧めできません。
どちらかが、西洋医学一辺倒で、東洋医学的考え”自分の病気は自分
の生活習慣が作るもので、それを改めることで、自分で自分の病気を
治すことができる!”・・・を否定するようでは、トラブルばかり生
じ、良い治療は望めないからです。

また、中医学漢方は、弁証論治といって、問診、聞診、望診、切診等
の情報から、その方の体質と今の状況を把握し、適切な処方を決めま
す。
したがって、患者さんご本人に会わずして、メ〜ルや電話相談のみで、
処方することはできません。
どんなにご遠方であれ、こちらでの漢方治療を望まれる方は、必ず一
度はお越し頂いておりますので、悪しからずご了承くださいませ。

養生法
汗のかきすぎの養生
9月17日
曜日
晴れ
汗のかきすぎの養生

汗をかきやすい・・・というのは、東洋医学的には気虚(脾気虚)と
いいます。
気のひとつの働きに、体液が漏れ出るのを防いだり、血液が漏れ出る
のを防ぐ働きがあります。
亡くなって直後の人の体から、お布団もぐしょぐしょになるくらいの
体液が出ることを、皆さん体験しておられることと思います。
気の働きが弱ってくると、汗ばかりか、尿が漏れる、水のようなおり
ものが増える、血尿、便出血、生理がダラダラと続く、内出血しやす
い・・・等の症状が現れやすくなります。
要するに、大切な体液や血液を失わないように、体内にとどめている
のは気の働きなのです。

それでは、どんなことで気は失われるのか?
それは、摂ったエネルギー以上に気を消耗したときです。
肉体的なエネルギーの消耗の他、生理的エネルギーの消耗と、精神的
エネルギーの消耗があります。
肉体的エネルギーの消耗:筋肉疲労、仕事のしすぎ、体力を消耗する
運動のしすぎ
生理的エネルギーの消耗:寝不足、食欲不振、汗のかきすぎ、下痢、
多量の出血
精神的エネルギーの消耗:ストレス、あれこれ思い悩む


この夏はやたらと暑く、汗をかきすぎた方も多かったと思います。
汗とともに、気は出て行ってしまうので、汗をかけばかくほど、さら
に気の留める力が不足して、ますます汗をかき消耗する!の悪循環に
陥りやすくなります。
こんなタイプの方に適切なものは、気と陰液を両方補う、生脈紅景天
です。

さらに、冷たい物や、水分のとりすぎで、脾胃の働きが弱まっている
人では、正常な気が作られません。体が重く、だるくしんどくなりま
す。このようなタイプには、健脾利水解毒の鬼菊がお勧めです。

食事では、玄米、豆ごはん、かぼちゃ、山芋など補気作用のあるもの
と、梨、びわ、白きくらげ、豚肉、ほたて貝など滋陰作用のある食材
を取り入れてください。
また、酸っぱいものも収斂作用があるので、汗をかきすぎのときには
よいですね。
そして、睡眠不足をしないことも大切ですヨ。



                        りえぴょんより
ガン
心の養生 ガンは消えたけど・・・
9月10日
曜日
晴れ
心の養生 ガンは消えたけど・・・

再発、転移したガンが、治療+漢方食養生ですっかり消えてしまった
お客様
再発、転移ガンにおいては、通常は治療は難航するものですが、それ
が3ヶ月で、小さくなるばかりか、完全に消えた!
と診断され、嬉しいというよりも、気が抜けてしまったようです。

検査前は、”ちゃんと養生して、免疫上げて頑張る!!!”
と張り切っておられ、元気でしたが・・・・
俗に言う、”荷下ろしうつ病”的な感覚なのでは?と思われます。

気分的に瀬戸際に追い詰められ、頑張ってこられたのだから、無理も
ありませんが、ご本人曰く、”多くの人が延々と治療に苦しんでいる
のに、何故こんなにもあっさりと・・・・???
大丈夫かしら、またすぐに再発するのではないかしら?”

という素直に喜べない気持ち・・・だと言われます。
多くのガン患者さんが、治療に成功したその日から、再発への不安に
さいなまされるといいます。
人間、土壇場になると、がむしゃらになれますが、平和なときは、些
細なことが気にかかって落ち込んだり、不安になるのと同じで、完璧
症の方ほどこの傾向が強くなります。

これを解決するには、養生を続け、今を喜び心の安定を図ることです。

今やることに向かっていれば、不安は解消してきます。
どんどん良くなる方へ思考を向けましょうよ。



                        りえぴょんより
女性
汗のかきすぎと生理不順
9月9日
曜日
晴れ
汗のかきすぎと生理不順

ご相談
この夏は特別に暑かったせいか、昼間もとてもよく汗をかき、夜にな
ると、手足や顔が火照り、気がつくとびっしょり汗をかいている状態
で、熟睡できず、本当に体がしんどいです。
生理もここ2ヶ月ほど来ていませんが、この異常な汗と関係あるので
しょうか?

りえぴょんのアドバイス

お尋ねの症状は、夜間の寝汗、ほてりなど、陰虚の症状がとても強い
ようです。
昼間の汗もあり、気の消耗もあるので、子羊袋を朝晩6粒の他に、朝
を生脈宝1包、夜を亀齢寿6粒にしてみましょう。
津血同源、精血同源といって、汗と血はもともとは同じ津液(陰分)
です。
汗による消耗が激しいと、その分、血も不足し、特に生体の維持に必
要な器官ではない子宮には、分配される血液の量が減ります。
その結果、子宮内膜が十分に出来上がらなければ、生理を起こす力も
不足します。

今は、消耗した、気血と津液を補い、汗をかきすぎないことが、生理
を起こすための大切な養生です。

また、天蘭美人の併用をお勧めします。
こちらは、血の消耗を助け、補い脳を栄養することで熟睡を導くもの
です。
貧血の方には特にお勧めで、例えば食事で血になるものを摂れていな
いときに補う形でも随分ちがうと思います。

血を作るためには、色の濃い野菜や、黒い食べ物を摂りますが、陰液
全般を補うには、白いものを補います。例えば、これからに季節、梨、
枇杷、銀耳、松の実、白ごま、豚肉、貝ばしら等。
火照りが強ければ、豆腐やヨーグルト、白菜、セロリ等もメニューに
取り入れてください。



                        りえぴょんより
ガン
骨転移の痛みと養生
9月5日
曜日
晴れ
骨転移の痛みと養生

前立腺ガンや乳ガンは、とても骨転移しやすい性質をもっています。
主に、骨盤や背骨など太い骨に転移が多いが、冷えは転移の大敵です。

督脈上の陽気を集める、大椎(首のグリグリの下あたり)、そして仙
骨の部分
お臍、両鼠径部リンパの部分等を温灸でしっかりと温めてください。

非ステロイド性の鎮痛剤、ステロイド、座薬、を使用しているような
方は、血流が細くなり、血虚おけつを生じます。
通じざれば即ち痛むのが、痛みの法則ですので、温めることと、血を
増やす養生により、少しずつ減らしてゆけると良いですね。

また、抗ガン剤や放射線治療中の方では、組織破壊による炎症・・・
すなわち”おけつ”が生じやすくなります。
この場合は、治療により、気、血、津液、精の不足を招いた結果、生
じた”おけつ”ですので、単に炎症を抑える清熱解毒薬や、”おけつ
”をとる行気活血薬だけではよくなりません。
適切な補陽、滋陰養血、補腎精のお薬を用います。

このように、痛みといえば、活血薬、通絡止痛薬等で、通して痛みを
除去することばかりを考えがちですが、その原因に応じ、去邪ととも
に、足りないものを補うことが大切です。

骨転移の痛みは激しいと言われますが、適切に養生すれば、かなり緩
和できるものです。

骨は、腎精に深く関与していますので、長く痛みが取れない方は、補
腎精に目を向けてみる必要があります。



                        りえぴょんより
トピック
大雨騒動・・・疲れました!
9月4日
曜日
晴れ

9月4日 木曜日 晴れ

大雨騒動・・・疲れました!

ああ・・・またこれかっ・・・・
昭和51年、平成2年、平成14年、平成16年・・・・薬局が胸の高さまで
水没!
を経験しているりえぴょんにとって、この季節は最もイヤな季節です。

今までは、長雨や台風による被害で、ジワジワと水があがってくるパ
ターンでしたが、ここのところの集中豪雨は、短時間に驚異的な雨を
もたらし、あっという間に水が押し寄せてくる被害が各地で相次いで
いるので、とても不安です。

平成14年に、すでにその傾向があり、薬局の中があっという間に海に
なり、シャッターは水圧で開かない、漏電により、水がビリビリする
などの恐怖体験をしました。
介護中の父をおんぶして、レスキュー隊に窓からボートに移していた
だきました。

一番恐ろしいのは、夜中の豪雨です。
今回も、すでに近所の川(大谷川)が氾濫危険水域を越えていたので、
最も大切なカルテ等の顧客簿、中医学の大切な本、電子機器などを二
階に避難させ、自宅へ戻りました。

夜中にまたしても滝のような雨と雷がとどろき、消防のサイレンが鳴
り響きました。
ところが、地方の集中的な雨のためか、TVをつけても何の情報もあ
りません。

先般の岡崎の時も、とにかく情報がなく、気がついた時には外も家の
中も海・・・・豪雨と一面深い海状態で、お年寄りや小さな子を連れ
て、どのように逃げたらよいのでしょうか?

不安で眠れない一夜を過ごしましたが、幸いにして今回は、氾濫スレ
スレで雨が収束し、災難を免れました。

水害は、一難去っても後の始末が本当に大変・・・。
今回は避難させたものを戻すだけですみましたが、ひとたび浸かれば、
家財道具の廃棄、入った汚水の消毒、家に入ってきた何十匹ものヘビ
の始末・・・・等々
大工さんや塗装やさんに入ってもらって、すっかり家が機能するのに、
半年〜1年はざらです。
湿気を含んだ調剤台からキノコが生えてきたときには、思わず苦笑し
てしまいましたが・・・。

異常な気象による豪雨は、まだまだ油断できないようです。
皆様も、十分に災害に備えてくださいね。



                        りえぴょんより