冬に向けての養生法
2021年10月06日
冬に向けての養生
お天気が目まぐるしく変化し、一雨ごとに冷え込む季節になりました。
皆様いかがお過ごしですか?
本格的な冬に入る前に、あちこちお出かけしようと計画を立てておられる方が多いのでは???
本格的な冬に入ると、コロナが勢いを増す可能性が大きいです。
それに備えて、体力と免疫力を今からしっかりと養っておきましょう。
そのポイントは3つ!!!
1、胃腸の立て直し!2、肺と粘膜を丈夫に!3、腸内環境を整備・・・です!!!
1、夏場にアイスやビール、素麺、冷麦などをたくさん召し上がっていた方は、一夏で胃腸が冷えて機能が落ちている可能性があります。
感染症を防ぐには、肺の働きを良くすることが大切ですが、東洋医学では胃腸が肺の親の働きをするので、胃腸が弱っていると肺病(呼吸器感染症や喘息、アレルギー)に罹りやすくなります。
胃腸が冷えている方には、大熊柳植物がお勧めです。
また、足三里やお臍のお灸も手当てに取り入れてください。
食事では、切り干し大根、高野豆腐、鮭、ニラなどお腹を温める食材を積極的にお召し上がりくださいね!!!
2、次に肺の働きを高める養生です。
肺は五臓の中で、最も乾燥に弱い臓器です。
空気の乾燥により、鼻、喉、気道、消化管などの粘膜が乾燥すると、一気に免疫力が低下して、容易にウイルスを侵入させてしまいます。
そこで皆様にお勧めするのがツバメの巣ゼリーです。
つばめの巣ゼリーは高濃度のコラーゲンペプチド、シアル酸、ヒアルロン酸等を含み、肌と粘膜の潤いを保ち、外からのウイルスや病原菌の侵入を防ぎます。
喘息やアレルギーがある方には、粘膜の血流を増やして免疫力を高める(紅参、冬虫夏草、紫蘇など)をお勧めします。
食事では、長芋、オクラ、納豆、なめこ、ワカメなどのヌルヌル食品や、豆乳、白胡麻、百合根などを取り入れてくださいね。
3、最後は腸内免疫の強化です。
便秘をしている方や、便やオナラが臭う時は、腸内の細菌のバランスが悪い時です。
動物性の脂質や、お肉、加工食品、砂糖やマーガリン、ショートニングなどを使ったお菓子や、悪玉菌の餌となり、腸内環境を乱しますので、なるべく控えてください。こんな時のお手当ては、渋バリア(柿渋野草酵素)を使った食箋です。
豆乳ヨーグルト(カップ1)に、渋バリア(1本)、黒ゴマきなこ(大さじ2)、アマニ油(小さじ2)を加えて混ぜます。便秘がある方は、バナナのスライスをトッピングしてください。これを空腹時に召し上がってください。
3時間ほどはこれ以外のものを食べないでくださいね。
以上が、体力を補い免疫力を養う養生ですが、タンポポ茶や切り干し大根茶による解毒の養生も併用なさってくださいね♬
タンポポ茶は人混みに出かける前や、外から帰宅し、うがいをした後のタイミングの服用がお勧めです。