更年期とは閉経の前後5年程の期間を指し、だんだんと女性ホルモンの減少がみられ、それにかわる代替ホルモンが分泌されるようになり、再び状態が安定してきます。
自律神経のページでもご説明したように、自律神経というのは、ホルモンのバランスに大きく影響されます。したがって、更年期の場合、生理不順や月経量の変化のほか、特有の自律神経症状に悩まされやすくなります。

自律神経というのは、寝ている間も心臓を動かしてくれているような、自分ではコントロールできない神経です。このとき、不快な症状がでたからといって、あせったり、不安に思うとますます深みに入ってゆきます。
更年期の自律神経症状で、命を落とすことはありません。「大丈夫!大丈夫!」と言い聞かせて、体を信用してまかせてやることも大切です。

また、ホルモンバランスが大きく変動すると、どうしても不快な症状が大きくでてきます。ホルモンの乱れを最小限に抑えて、ソフトランディングさせるためには、プラセンタを補給したり、血液の流れをよくすること、そして、十分にミネラルを補給する3つがポイントになります。