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がんの養生2 がんの養生は習慣チェックから

がんの養生2  がんの養生は習慣チェックから

 

今まで数多くのがんのご相談を受けてきて思う事は、“がんの養生は早く始めれば始めるほど効果が上がる“という事です。

当たり前の事かもしれませんが、体力もあってごくごく初期の段階である程、養生すれば早く良くなりますし、人の体というのは、寿命に達していない以上は常に治る方向へ働こうとしているものです。

 

が、残念な事に、こちらにご相談の方の7割程が、治療に治療を重ねて消耗して大変な状況になってから、“藁をもすがる気持ちで、漢方で何か良いものはないですか?“というようなご相談なのです。

 

消耗により、治ろうとする力が衰え、病邪の勢いの方が優っている時には、まず脾胃の機能を回復させて体力を戻す事が何より先決になります。

仮にこのような状況であっても、今の状態を把握して適切な養生と補剤を用いると患者さんは少しずつ回復されてゆきますので、私は養生に手遅れはないと考えています。

 

がんという病気は、劣悪な環境、心のストレス、細胞に適さない食事などにより、細胞が傷めつけれられて発症につながるものなので、どんな習慣がこの病気を作ってしまったのかを振り返る事が、養生の第一歩と言えます。

そして養生には5つのカテゴリーがあります。

 

1、良質な睡眠が確保できていること

2、糖化や酸化による炎症を防ぐ食習慣

3、毎日筋肉を動かしている運動習慣

4、体が温かく血流が良い温活習慣

5、ストレスは心の持ち方習慣

この5つは、がんに限らず、すべての病気の養生に共通していますし、健康な人では老化防止にもつながります。

 

がんの養生を始められる方は、仕事、家族、趣味よりも何よりもまず、自分の体(細胞ちゃん)を優先してあげてください。

一番先に計画していただきたい事は、就寝、起床、食事、体を動かす時間を決めていただく事。

生活にリズムが出来る事で、治癒力が飛躍的に高まります。

そしてさらには、入浴で体を温めてリラックスする時間と、寝る前の瞑想で幸せな気持ちになる時間を確保していただければ、初期段階万全です!!!

 

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