汗のお話
2020年07月30日
コロナで明け暮れているうちに季節は進み立秋を迎えようとしていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
暦の秋とは裏腹に、今年の夏は例年にも増して蒸し暑さが続きます。
そしてマスク着用による熱こもりもあり、熱中症には十分な注意が必要です。
皆さんは、サラサラした気持ちの良い汗をかけていますか?
熱中症を予防する汗は、粘りがなくサラッとした汗です。
汗を全くかけない人や、塩気のあるネットリした汗をかいている人は、熱中症を起こしやすく、又夏バテにもなりやすいです。
涼しい時間帯に体操や軽い散歩を心がけたり、38〜40度のお湯に半身浴して、良い汗をかける体を手に入れましょう。
又、体温調整に良い汗は無臭ですが、汗にニオイがある時は養生が必要です。
★汗のニオイでわかる体調と養生法★
衣類の生乾き臭・・・皮脂、ミネラル、タンパク質などを含んだベトベト汗をかいたため雑菌が繁殖 こんな時は汗腺の機能を高めるためコルマータQ10などの補気剤を補う事と、汗をかいたらすぐにシャワーか着替えを心がけましょう。
ツンとしたアンモニア臭・・・寝不足やストレス、アルコールで肝臓の解毒能が落ちていると、汗にアンモニアが代謝されてきます。疲労臭にはー肝廣仙(お酒を飲む人)、タンポポ茶などで解毒を助けましょう
酸化脂質臭・・・野菜が少なく脂質、肉類、乳製品、植物油などの多い食事による酸化ストレス臭は、アブラっぽい臭いに!オメガ6を控え、オメガ3を取り入れる
AHSS、グリーンピュアレ、DHAなどの抗酸化のもので酸化を防ぎましょう
酸っぱくすえた臭い・・・糖質制限によるケトン臭(ダイエット臭)が原因です。どか食いやムラ食いを避けて、行きすぎた糖質制限を止めましょう。
薬物臭・・・ビタミン剤、抗がん剤など服用中の薬物の代謝臭ータンポポ茶や切り干し大根煎じ汁で解毒を高めましょう。