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冬場は毒を毒を溜めやすい

今日のテーマは“冬場は毒を溜めやすい!“です。
私達は野生の生き物のように冬眠こそしませんが、冬場は寒くて活動に適した時期では無いので、春からの活動に備えて体を休め、エネルギーを溜め込む時期に入ります。
そのため、冬場は自然に太りやすくなります。これはある意味大切な事で、冬場に痩せてしまうと春になってから貧血症状でめまいが出たり、のぼせが生じて自律神経の不調も招きやすいので、冬場のダイエットは適しません。
ですが、反面冬場は解毒能力も低下して食毒も溜めやすいので注意が必要になります。
小麦、植物油、甘いもの、乳製品などは日本人にとっては代謝しきれない毒になりやすい食品ですので、摂りすぎに注意をしてください!
1、小麦のタンパク質・・・グルテンは8割型の日本人が解毒しきれないタンパク質の一つです。
未消化のグルテンは、腸壁を攻撃して腸に炎症を起こしやすくします。
また隙間が空いてしまった腸壁から吸収され血管に入ると免疫を撹乱させ、アレルギー疾患、自己免疫疾患、発がんなどの様々な成人病を近い将来起こす可能性があるので、今不調がない方も摂りすぎに気をつけてくださいね。
2、植物性油脂は、二重結合を持った構造をしていて、体内に入ると非常に酸化されやすい油です。酸化油脂は、神経、粘膜、血管を傷つけて、痒み、痛み、炎症を誘発します。
また、この酸化油はリンパ腺、乳腺、甲状腺、子宮内膜、腸液を分泌する腺などを詰まらせやすく、酸化により組織炎症を起こしてゆきます。
オリーブ油やアマニ油は特に酸化されやすい油ですので、使い過ぎに注意が必要です!
3、ケーキ、クッキー、パンケーキなどの甘いお菓子には小麦、乳製品、砂糖がたくさん使われています。
血液中に有り余った糖分は、タンパク質とくっついて最終糖化産物となり、シミ、しわ、筋肉のたるみ、組織の老化を招いてゆきます。
また砂糖によって生じる血糖値スパイクは活性酸素を誘発し、細胞組織に慢性炎症を作りますので、空腹時の甘いおやつ、甘いジュース、フルーツなどは特に要注意です。
4、乳製品のタンパク質である、カゼインやホエイタンパクも日本人にとっては代謝し難いタンパク質です。
摂り続けることで許容量を超えると、ある日突然症状が現れるのがアレルギーや自己免疫疾患です。
特に乳製品は乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん、大腸がんなどホルモン系のがんの方は控えてください!
年末年始のクリスマス、お正月から新年会や各種パーティーなど、冬場は華やかな行事が続きますので、健康維持のためこれらの食品の摂りすぎにご注意くださいね!

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