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2025年花粉の傾向と花粉症対策

花粉は昨年の夏の日照時間に関係していると言われています。
2024年の夏は猛暑で、花芽の形成に好条件な“高温、多照“の気象条件が、九州から北海道まで出揃いました。
一方で、前年春の飛散量が少ないと増え、多いと減少する傾向がありますが、2024年春は全般的に花粉の飛散量が抑えられた地域が多かったため、2025年春の花粉飛散量はほとんどの地域で多く、ところによっては非常に多いと予想されています。
また、1月の初めと終わりに非常に強い寒気が入りましたが、気象庁の長期予報では今年の2月〜3月は例年よりも気温が高い地域が多いとされており、すでに1月末からスギ花粉が飛散している地域もありますが、2月〜3月にかけて例年よりも早くたくさんの花粉が飛散する予想になっています。

さて花粉が飛ぶのは仕方がありませんので、花粉に影響されにくい体作りが大切で、今からでも遅くはありません。
こちらの養生対策で、冬のうちに甘いもの、小麦、乳製品、植物油などを控えておられた方は、この春に花粉が沢山飛散したとしても症状が出ないか非常に軽いはずです。

春は解毒の季節です!
毎日入ってくる食毒、薬品の毒、食品添加物、有害ミネラル、環境ホルモン、シックハウスやハウスダストに加え、冬場のうちに溜めてしまったこれらの毒、そして花粉や黄砂、また春は環境の変化でストレスも多くストレスホルモンも沢山出ます。
肝臓、腎臓は大忙しで体溜まった毒や不必要なものを解毒しますが、交感神経の異常緊張や、冷え、低体温、運動不足、解毒に必要なミネラルやタンパク質、食物繊維の不足があると、思うように解毒が進みません。
そして、とうとう処理しきれなくなって溢れ出てしまうのが、ある日突然現れるアレルギーや初めての花粉症などです。
これをそのまま放置してしまうと、慢性的なアレルギー、自己免疫疾患、炎症体質、発がんや血管の老化、認知症などにも繋がりますので、すぐに養生をスタートさせてください!

養生の仕方はこちらです💁‍♀️
①粘膜を傷つける食材を避ける
小麦、乳製品の未消化のタンパクは・・・粘膜を傷つけ血中に異物を取り込んでしまう
植物油脂は・・・粘膜や神経を溶かし、痛み、痒みなどの炎症の元になる
甘いものは・・・痛みや痒みの神経を過敏にする
ので、まず極力避けましょう🩷
②荒れてしまった粘膜の血流を増やし、修復して炎症反応を鎮める・・・冬虫夏草、紫蘇、紅参などの漢方
③解毒の穴を拡げ、排泄力を高める・・・タンポポのお茶、切り干し大根の煎じ汁など
の3点がお勧めになります🥰

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