高血圧養生 その2
2020年12月01日
高血圧の養生 その2・・・血圧の変動が激しい人
普段から血圧が高め(上が140〜150、下が80〜90)だが、気候の変化、精神的ストレス、寝不足等の様々なストレス要因により、急激に血圧が上昇(上180〜230、下95〜120)する方は、とても危険なタイプです。
血糖値スパイクが活性酸素を生んで血管を傷つけると同様、血圧スパイクは血管に大きな負担をかけて、詰まり、破れ、血管壁の剥がれを引き起こす重大な病の要因になります。
このタイプの人は水分代謝が悪いという特徴があります。
味の濃いものを食べると浮腫む、ストレスを感じたり、過労が続くと尿の出が悪くなる、昼間の尿量が少なく夜間にトイレに起きる、女性では妊娠期に中毒症が出て血圧や血糖値が上がった経験がある、、、などが具体例です。
どちらかというと、色白で筋肉量が少なくポッチャリしていて水分量が多く、普段から疲れやすい、体が怠く重い、目眩がする、耳鳴りがある、乗り物酔いしやすいなどの傾向があります。
人は元々、ストレスが入ると非常事態に備えて水分を溜めこむように出来ているので、水分代謝が悪い方ではその傾向がさらに強く現れ、ダブついた水により循環血流量が増えるために血圧が高くなります。
このタイプの方は以下の養生を心がけてストレスを軽減しましょう!!!
1、薄味を心掛けて、味の濃いものを食べた時は、リンゴやバナナ、青汁などからカリウムを補給しましょう
2、気温や気圧の変動を受けやすいので、羽織やストールでうまく調整し、気候の変動が激しい日は無理をしない事、風邪をひかない事が大切です
3、ウエザーニュースの天気痛アプリを活用されるのがお勧めです
4、寝不足、過労、心配事、怖い番組を見る事は腎を傷めるのでやめましょう
5、たんぽぽ茶と松康泉で、利水温陽(腎を温めて尿の出を良くする)しましょう
6、ショウキ温灸器による耳温灸や薬草温熱パットによる腰の温めがお勧めです
7、コルマータQ10で心臓、腎臓の負担を軽減しましょう