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血虚は女性の大敵

女性は元々気は有り余るのに、血が足りない性質と言われます。

女性は様々な事に気が回る分消耗も激しく、さらに毎月の月経やお産などで血を消耗してゆくので、ちょっと多いかな?と思うくらいに補っても普通です。

 

自分は貧血の数値は出ていないので大丈夫!!!と思う方でも、貯蔵鉄などを調べてみると隠れ貧血であったり、数値には及んでいないけれど血が足りていない症状(血虚)になっていることがあるので要注意です。

 

血虚になると、めまいや立ちくらみがしたり、少し動いても動悸や息切れがします。

また、脳に酸素が十分に届けられないことから、集中力や気力の低下が見られたり、やたらと眠い、頭がぼんやりする、頭痛がする、耳鳴りがある、夢が多く熟睡出来ない、考えが堂々巡りする・・・などの症状も現れやすくなります。

 

血虚対策には、一つには鉄分の多い食材を補うことです。

鉄は体内でとても大切な働きをしていて、ヘモグロビンの構成成分として全身に酸素を運ぶ他、エネルギー産生経路にも必要なので、鉄が不足すると活動する気力も失ってしまいます。また、脳内の大切な神経伝達物質を作る工程でも鉄が必要なので、不足するとうつ病などの心の病にも罹りやすくなります。

鉄を効果的に吸収させるためには、赤身のお肉や魚、タコ、イカなどの動物性のヘム鉄が有効で、胃腸への負担も少ないです。

黒豆や、ひじき、色の鮮やかな野菜(パプリカ、人参、ほうれん草、小松菜、トマト)から鉄分を補う場合のコツは、お茶やコーヒーなどのタンニン成分と一緒に摂らない事が大切です。

血虚対策にこちらでおススメしている棗参宝はタンパク鉄で、吸収が良く胃腸への負担も少ないですので是非お試しください。

 

血虚対策のもう一つはタンパク質をしっかりと摂ることです。

鉄をいくら摂っても結合するタンパク質が不足していればヘモグロビンが作られません。

特に更年期以降の女性ではタンパク質の不足による血虚症状が目立ちます。

大豆製品や、魚介類、脂身の少ないお肉などから毎食タンパク質は補給して下さい。

更年期以降でホルモンや自律神経の乱れがある場合には、Wリンクル(プラセンタ製剤)が食養生にお勧めです。

 

最後に摂取した鉄やタンパク質を原料に、設計図通りに血肉に変換してゆく作業をするのが核酸RNAです。

RNAはバラバラになったアミノ酸から、皮膚、筋肉、臓器、血液、骨、酵素、消化液、ホルモン、免疫物質などのタンパク質を合成してゆきます。

核酸RNAは若いうちは肝臓で合成されますが年と共に外からの摂取に依存しないと不足してしまいますので、核酸RNAリペアルで効果的に補給なさって下さい。

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