若い人に急激に増えている、失明に至る黄斑変性症
2025年10月15日
ここのところ目が異常に疲れる、視界がぼんやりする、ピントが合いにくい、日中の運転や夜間対向車のライトがやたらと眩しい、夜間、特に雨の日の運転が怖い!!!
などの症状が皆様にはありませんか?
一つでもそんな症状が見られる方は、今すぐに解毒と色素補給の手当てを始めてください!!!
放っておくと失明に至る恐ろしい疾患である、加齢黄斑変性症が実は若者の間に急増しているのです。
それは、長いコロナの自粛生活以来、世の中にリモートワークが広がり、パソコン、スマホ、アイパッドなどのブルーライトを発する電子機器を使う機会が多いに増えたためです。
オンライン講座、ズームによる飲み会、YouTubeなどの動画視聴、ラインなどのSNSによるコミニュケーションなどが当たり前の世の中になり、小さな子供のうちからブルーライトを日々浴びています。
お日様の光をプリズムで分解すると、7色の光に分かれ、最も波長が短いのが紫で、その外に紫外線があり、最も長い波長であるのが赤でさらにその外に赤外線があります。
紫外線はエネルギーが大きいけれど、突き進む力が少ない光線で、逆に赤外線はエネルギーは小さいけれど、突き進む力が大きな光線です。
そのため、紫外線は皮膚や目の粘膜、そして水晶体を攻撃しますが、網膜までは進みにくい光です。
また、赤外線は波長が長く届くために、体の内部や骨の深部まで温める特徴があります。
そして、電子機器が発している問題のブルーライトは、紫外線よりも内側でちょうど紫外線と赤外線の間の特徴を持つ光線なので、エネルギーがそこそこ強く、これが体の内部まで届いてしまいます。
眼球へアプローチは、水晶体を通り抜けて、網膜まで到達し、視神経細胞を活性酸素により破壊し、徐々に視野を狭くさせ失明に至る可能性が出てくるという恐ろしい光です。
ただし、人には生体の防御機構があり、ブルーライトに対してはその反対色である黄色の色素がブルーライトを無毒化して中和します。
水晶体には黄色色素であるルテインやゼアキサンチンなどの色素が含まれていて、ブルーライトの侵入を防ぐため、天然のサングラスと呼ばれます。
ただ、子のルテインが不足していると、ブルーライトは網膜まで進みます。
網膜の中心である黄斑部はルテイン色素の密集体で、強力な抗酸化作用によりブルーライトの攻撃から網膜を守っています。
また、ブルーライトは当然お日様の光にも含まれ、皮膚から体を通り抜けて血管や内臓などの組織まで届き、活性酸素をばら撒いて組織破壊を起こすため、体には大量のルテインが必要です。
ルテインは、カボチャやトウモロコシなどの黄色い野菜や、ほうれん草、ブロッコリー、いんげんなどの緑黄色野菜にもクロロフィル色素と共に含まれていますが、1日10mgのルテインを摂取するには、食べきれないほとの野菜が必要になります。
電子機器がない昔は、お日様の光対策だけで済んだので、緑黄色野菜を十分に摂っていればOKでしたが、電子機器にさらされた生活をしている現代人にはとてもその量では対応できなくなっているのですね!
ですので、こればかりはサプリメントからルテインを補給するのが一番賢いやり方かと思います。
そしてさらに注意喚起をしたいのは白内障の手術歴がある方です。
白内障の手術は、水晶体の汚れた部分を除去して眼内レンズを入れているため、術後はブルーライトを通しやすくなり、黄斑変性症の危険性が増します。
黄斑変性症が進むと治療法がなく、眼球に麻酔なしで直接薬剤を注射するような荒療治を2ヶ月に1回繰り返してやっと進行を抑えられる程度です。
初期であれば病状を回復させることが出来るので、ぜひ今日から養生してください。
薬局でおすすめしているルテインは、マリーゴールドの花から抽出した天然素材のルテインで1粒あたり、25mgのルテインを含んでいます。
パソコン作業が多い方から、目の見え方が全然違うとご好評いただいています。
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