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セロトニンを増やして心の元気を取り戻そう!!!

青葉が眩い春・・・木の芽時は、季節の心地よさとは裏腹に心が不安定になりやすい時期とされています。

それは、進学や部署移動などの環境変化がある上に、気温や気圧の日内変動など気候によるストレスも大きな時期であるためです。

そして、特に今年は先が見えないコロナの閉塞感に加え、毎日のようにニュースで入ってくるウクライナの辛い映像、そして大地震の予兆恐怖など、交感神経が緊張する要素が絶えません。

異常な交感神経の緊張を救ってくれるのが、セロトニンという神経伝達物質ですが、全世界の人の体内セロトニンがこの社会情勢により消耗されて枯渇していると言われています。

 

セロトニンには、副交感神経を優位にして、気持ちをリラックスさせる働き、夜にグッスリ眠れ朝には頭をスッキリさせる働き、平常心を保ち、心地よく仕事できる働き、イライラやドキドキ、不安を解消させる働き、血流を改善し、冷えと痛みをとる働き、腸内免疫を良好に保つ働きなど多彩な作用があるために、枯渇すると心も体も乱れて、鬱症、生きる希望を失う、何もやる気が起こらないなど深刻な症状を引き起こします。

 

もしも、朝起きて気力が出ない、体がだるく重い、イライラする、何も出来ないまま時が過ぎてゆき焦燥感が強い、熟睡出来ない・・・などのプチ鬱症状があれば、深刻なセロトニン不足に陥る前に、一刻も早くセロトニンを増やしてあげることが大切です。

 

それではセロトニンの増やし方についてお話しします。

1、朝起きたらお日様の光を浴びること・・・3000ルクス以上の光を浴びること(蛍光灯の光は500ルクスほどです)

2、散歩、ジョギング、筋トレ、ストレッチ、音楽に合わせて体を動かすなどのリズム運動を1日10〜30分程度取り入れる

3、ビタミンB群をしっかりとる(豚肉、レバー、納豆、うなぎ、カツオ、しじみ、あさり、卵など)

4、セロトニンの原料となるアミノ酸(トリプトファン)・・・鶏肉、豚肉、カツオ、マグロ、胡麻、納豆、ピーナツなどをしっかりとる

5、効果的にセロトニンを増やす漢方については、直接ご相談ください。

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