一覧に戻る

血糖値スパイクがが引き起こす熱中症

今年は薬局店頭でも、熱中症にかかって大変な思いをしたという声を沢山お聞きしました。
そこで、どんな方がどんな時に熱中症にかかったのかを聞きとったところ

1、少しでも気温が低いうちに・・・と朝食前に草むしりをしていて熱中症にかかった
2、早朝5時頃から食事前に1時間ほど歩いていて、気分が次第に悪くなり動けなくなった
3、朝、時間に余裕がなくて、缶コーヒーと菓子パンを食べて慌てて出社したところ、駅まで15分ほど歩く道のりで、のぼせ、玉のように滴り落ちる汗が出始め、熱中症を起こした
4、急いでいたので、水分補給だけでもと思い、スポーツ飲料を飲んで出かけたが、途中の暑さでめまい、頭のふらつき、思考力の低下が起こり、歩くのもおぼつかなくなって熱中症を体験した

など、熱中症を起こした殆どの方々は、空腹で飲まず食わずであったり、激しい血糖値スパイクを起こすような食事の後に熱中症を起こしていました

実は血糖値スパイクと熱中症の症状は、詳しい状況を聞き取らないと判断がつかないほど症状が似ています。
◉熱中症は、急激な暑さで体温が上昇し始めるために、交感神経が異常事態を察知して、慌てて体温を下げようとして、皮膚表面に大量の血液を送り込み、抹消血管を拡張させて汗をかかせようとします。
その結果、脳、内臓への血液量が不足するために、めまい、ふらつき、思考力の低下、吐き気、気持ち悪さなどが起こります
◉一方血糖値スパイクによる急激な低血糖が起こった場合、脳のエネルギー源である糖分が枯渇するために、最初に異常な眠気、頭がぼんやりして思考力を失う、生あくびなどの症状が出始め、これに対して交感神経が緊急事態を察知し、動悸、震え、冷や汗、筋肉の痙攣などの不快症状で、緊急自体を知らせようとします

つまり、どちらも自律神経が異常自体を察知し、それをコントロールして復帰させようとする過程の反応と捉える事ができます。
それがうまく行かずに破綻すると重症度の高い熱中症や低血糖症に移行してしまうので、どちらも究極の自律神経失調症と言えるかと思います

当然、空腹時に外出したり、血糖値スパイクを起こすような食事・・・異性化糖が大量に入る飲料や菓子パン、ドカ食い、早食いなど、食べたり食べなかったりのムラ食い
をすると、それだけで自律神経が疲弊していますので、体温コントロールの余裕がなくなり容易に熱中症に罹りやすくなっていると思われます

対策としては
1、外出、外作業、運動の前には、必ず水分補給と適切な食事を摂ってから出かける
2、異性化糖が大量に含まれている清涼飲料水、菓子パン、おやつなどを食事代わりにしない
3、食べたり食べなかったりのムラ食いをやめて3度の食事の時間を出来るだけ一定にする
4、早食い、ドカ食い、炭水化物オンリーの食事を避ける
5、血糖値を急激にあげるような食事をしてしまった時には、食後すぐに特殊乳酸菌ルコスを服用することで、血糖値の立ち上がりを抑えることができる
6、朝はタンパク質が枯渇した状態で臓器や酵素の力など体の調整能が低下しているので、必ずタンパク質を補給する

などに気をつけて頂きたいと思います!!!

一覧に戻る