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子宝養生シリーズ(1)

子宝コウノトリが飛んでくる条件とは?

昭和初期に比べれば、住環境は整い、飢餓もなく美味しいものに溢れ、人々の生活は豊かなはずなのに、我が国では子宝に恵まれずに悩んでいるカップルがとても多いです。
今日は、昔の生活にあって今に無いもの、、、その違いを紐解いてみたいと思います。

昭和初期の暮らし
1、運動・・・日のうちの座位の時間が少なく、家事、農作業、仕事等で、特に運動を意識しなくても、とにかくよく体を動かしていた。
2、睡眠・・・人々は日が昇れば働き、沈めば休むというように、夜更かしをせず睡眠をしっかりとっていた。
3、生活のリズム・・・大所帯で暮らしており、皆んなで食事・・・そのため食事の時間、起床就寝の時間、入浴の時間などがおおよそ決まっていて生活にリズムがあった。
4、ストレスの質・・・女性は家事労働する割合が高く、嫁姑等で家事、育児を助け合ったりしたが、その分当然衝突もあった。
5、食事・・・ご飯と味噌汁、魚と野菜の副菜というように質素でも栄養のバランスが悪くなかった。

現代の暮らし
1、運動・・・コロナ以降のリモートワーク、デスクワーク等で、意識して運動する時間を確保しないと運動不足になる
2、睡眠・・・日本人は世界的にみても睡眠時間が少なく十分な睡眠、質の良い睡眠が取れていない。スマホの普及等で夜遅くまでSNSを駆使し、睡眠時間が削られている傾向にある。
3、生活のリズム・・・核家族化し、食事の時間等も家族バラバラ、勤めのシフトの関係で、食事をはじめ寝起きの時間がバラバラでリズムが一定しない。
4、ストレスの質・・・女性も男性と同等に働く世の中になったが、家に帰れば家事の負担が女性に加重している例が多くを締め、女性は精神的にも肉体的にも非常に消耗している。
5、食事・・・女性が働くようになった分、外食、惣菜、インスタントもの、コンビニ弁当、ファーストフード、冷凍食品等が充実し、これらの接種率が増えている。
また、美味しいスイーツなど手軽に毎日食べることが出来、糖分に溢れている。

妊娠力を司るポイントはこちら💁
1、ホルモンのバランスが整っている(生活リズムが整っている)
2、質の良い卵胞と卵子が作られるための栄養が十分(タンパク質、ミネラル等)
3、排卵時、受精を高めるための子宮頸管粘液が十分(十分な睡眠、運動、抗ストレス)
4、子宮内膜が着床を促す構造になっている(抗炎症、解毒、腸内免疫良好)

現代人の生活・・・運動不足、睡眠不足、生活リズムの乱れ、ストレス過多、食事の偏りが、実は子宝を遠ざける最も大きな要因だったのです!!!

執筆者 漢方食養生の林薬局 薬剤師 高田理恵

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