12月の喜びの声
2018年12月07日
症例1 チョコレート嚢腫の痛みが楽に!!! (30代女性)
毎月の月経の量と痛みがひどく、もどしたりして寝込むことも多く、検査を受けたところチョコレート嚢腫がみつかった。
マーカーが高く、ホルモン治療を受けていたが、やはり痛みがひどく、徐々に腫瘍マーカーが上がってきたため、漢方相談に来られた。 ストレスによるオケツが考えられたので、お腹を温める温灸手当てとともに、子宮の血流を良くする漢方、ホルモンのバランスを整える漢方を服用していただいところ、月経時の腰と骨盤の痛みがとても楽になり、1ヶ月で腫瘍マーカーが下がり始めた。現在も漢方養生中。
症例2 月経出血がダラダラ続き、半月以上続いてしんどいのが止った! (40代女性)
お腹の調子が悪く、下痢が1週間以上続いていて、その後に迎えた月経がなかなか止らず、貧血でフラフラになってしまった。
長引く下痢と、出血により、気虚(脾虚)となり、血液を留める気の力が低下(脾不統血)したと考えられ、まずは出血を止めないと、ますます止りにくくなり、難治性となると考え、益気蔵血の漢方と補気の漢方を併用して服用していただいたところ、3日ほどで出血が止まり、次の月経日数は正常となった。
症例3 漢方養生で、抗がん剤の副作用が全くなし (60代男性)
昨年、肺がんがみつかり、抗がん剤、放射線治療を受けてきたが今年になって再発があり、リンパ節転移もみつかったため、抗がん剤治療がはじまった。
食欲がなくなり、体重が10キロ近く落ちたので、ご相談にこられ、胃腸を立て直す漢方、薬剤解毒の漢方、慢性炎症を冷ましながら免疫調整する漢方を服用していただき、1ヶ月で、QOLが改善した。
その後、抗がん剤治療を行いながら、養生を続けているが、体調はすこぶるよく、いくつかある転移したがんが、小さくなり始めている。
症例4 誰にも言えない子宮脱の苦しみが改善 (50代女性)
お産の後、骨盤が緩み子宮脱があったのだが、更年期を迎えて疲れると子宮が落ちてくるようになった。
歩くと股間に何かが痞えているような違和感があり、外陰部から少し顔を出している感じで、排尿時にヒリヒリしたり、膀胱炎に似た症状を呈していた。
臓器を持ち上げる力のある升提漢方と、細菌感染を防ぐ漢方を服用し、抗菌作用のある漢方液剤を外用した。
また、臓器脱を持ち上げる体操を学んでいただき、養生を続けたところ、1ヶ月半目~から臓器脱の痛みと違和感が全くなくなり、好調。