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春一番は自律神経の大敵です

春一番は自律神経の大敵です

 

春はお花が次々と咲き誇り、華やかで楽しい時期ではありますが、一方体にかかる負担は四季のうちでも最高レベルではないかと思います。

それはこの時期特有の強風と風向きの変化、つまり気温と気圧の急激な変化によるものです。

春一番とは、立春から春分に吹く南よりの風で、日本海に発達中の低気圧があり、それに向かって風速8メーター以上の強風が吹くものです。

南寄りの風により、気温が急上昇しますが、低気圧が通り過ぎると一気に気温が下がり、大陸からの北西の強風が吹き荒れます。

すなわち、風が強い日は自律神経が乱れる!!!と記憶して用心してください。

 

1急激に気温が上昇するとどうなるの?

 

冬の寒さに耐えてきた私達の体は、まだ暑さへの対応がなされていません。

急激に気温が上がっても、毛穴が閉じているために汗をかくことができず、体に熱が篭りやすくなります。

特に熱は上半身に偏りやすく、のぼせ、火照り、めまい、耳鳴りなどの症状が出やすくなります。

また、この急激な温度変化がストレスとなり、交感神経を緊張させるために、動悸、息切れ、胸苦しさ、脈が早いなどの症状も起こりやすくなります。

 

2、急激に気温が低下するとどうなるの?

 

毛穴から一気に寒邪が入り込み、交感神経が緊張します。

血圧が急激に上がることもありますので、注意が必要です。

首や肩はガチガチに詰まり、頭痛、めまいなどを起こしやすいです。

また、急激に冷えが入る事で、お腹の調子が悪くなり、お腹が張ったり、軟便、下痢、便秘などの症状が出る方もあります。

お腹がスムーズに動いていない時は、背中や脇もガチガチになっていて、背中の痛みで眠れないこともあります。

 

このような様々な症状でお悩みの方に、対応する漢方と養生の仕方をご提案しています。

直接のご来店、ズーム相談、メ〜ルによるご相談ともに、ご希望の日時をご予約くださいませ。

 

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