がんの食養生の一つにクエン酸
2020年09月10日
私見推測ではありますが、「がん」の本態は身体の経年劣化(酸化、糖化、解毒不全)の進行により内部環境が酸性化して汚れていった時に、苦しむことなく徐々に命を閉じてゆくための老化補助システムではないかと、私は考えています。けれども、我が国では国力を担う若い世代の発がんが年々増加して、大変な社会問題となっています。
現代のアンバランスな食生活や石油化学製品の蔓延する不自然な生活環境が、本来の自然環境で暮らしてきた日本人の体には適合しない事、また様々な分野に及ぶストレス発生に対する抵抗力が弱まっている事などが原因で免疫が低下し、見た目は若くても体の内部環境が酸性化が進み、「がん」システムのスイッチが入ってしまうのかもしれません。
体が重くだるい、疲れやすいを主訴とする慢性炎症による発がんがその一つです。酸素を利用しない解糖系でエネルギーを得ているがん細胞の周りには廃物としての乳酸が多く、細胞外液は酸性を呈しているとの報告があります。
組織外が酸性だと、がんは浸潤、転移、分裂、血管新生しやすくなり、勢いを増します。
この環境では、サイトカイン、細胞傷害性T細胞による免疫などが働きにくく、さらに抗がん剤の効き目も悪いと言われています。
【お勧めしたいクエン酸による食養生】
クエン酸はTCAサイクルによって体内でも作られ、解糖系でのエネルギー産生を弱め、乳酸を処理してくれる働きがあり、以下の様な働きを持ちます。
①解糖系の律速段階酵素ホスフォフルクトキナーゼを阻害してエネルギー産生を弱め、がん 細胞を兵糧攻めにする
②がん細胞が浸潤、転移、大きくなろうとする環境を変化させる
③Tリンパ球を活性化して免疫の力を強化
④ミネラルの吸収を助け、抗酸化システム、代謝等の酵素反応を正常化
⑤抗がん剤の抵抗性を改善して治療薬の効き目をよくする
⑥インスリン様成長因子ー1の働きを阻害して、がん細胞の分裂を阻害
⑦TCAサイクルへのエネルギー産生を高め、正常細胞を元気にさせる
具体的には1日5から10グラム程度のクエン酸(お酢で盃2杯、レモン2個分)を食後に1日3〜4回に分けて飲む方法です。
疲れが取れて体がスッキリする実感があります。
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