寒がりで虚弱、若くして老人のような体質

このタイプの人にありがちな症状

寒がりで冷えが強い、体力がない、夜中のトイレが近い、腰痛、膝痛、耳鳴り、めまい、骨がもろい、歯がボロボロ、精力が弱っている、目がかすむ、抜け毛が多い

どうしてこんな症状がでるの?

腎というのは、エネルギーを蓄える生命力のおおもとのような場所です。熱産生もここで行われます。腎は、成長、発育、生殖などにかかわってゆくところで、この力が弱いと、発育不良がおこったり、ホルモンがうまく分泌されないなどが起こります。また、骨、耳、毛髪などにも深く関係しているため、これらの箇所に影響が出やすくなります。母親が高齢出産だった、未熟児で生まれたなど、先天的な要因もあります。

どんな病気にかかりやすいの?

女性では、無月経、生理不順、不妊症などになることがあり、男性でも、無精子症、早漏、インポテンツなどがあります。夜間頻尿、前立腺肥大、尿漏れ、慢性腎炎など、泌尿器系を煩いやすい傾向があります。また、体が大変に冷えやすく、甲状腺機能低下、アレルギー性鼻炎なども起こしやすくなります。そのほかに、腰痛、慢性関節リウマチ、膝関節症、骨粗しょう症、骨折などの骨の病気や、耳鳴り、難聴、健忘症なども起こしやすい傾向にあります。

腎陽虚タイプの食養生法

  • 冷たい飲み物、アイスクリーム、生野菜、果物のとりすぎを控える
  • 玄米ご飯と味噌汁に体を温める根菜類の煮付けなどのメニューをふやす
  • 小豆、スイカ、冬瓜、鯉のスープ、豚の腎臓など食べる

腎陽虚タイプの生活養生法

  1. 手首、足首、首筋などから、熱をのがさないようにする
  2. 腰の部分をカイロ、ホットパックなどであたためる
  3. こまめに体を動かす
  4.  午後10時には床に入るなどして、睡眠をしっかり確保する
  5. 過度のセックスをさける
  6. 高齢出産や、病後の出産を控える
  7. 恐れ不安などの感情は腎のエネルギーを消耗するので、楽しい発想で明るく前向きにすごす8、 無理を重ねない

 

りえぴょんのおすすめ漢方食品

腎陽を補うものとして、鹿海馬、海洋ミネラルしほよもぎ、プラセンタ、高麗紅参、冬虫夏草、骨砕補植物などがあります。
サプリメントの相性は個人により違いますので、まずはご相談ください