体が乾燥して、熱を帯びている体質
このタイプの人にありがちな症状
皮膚や髪の毛がパサパサしている、午後になると熱、咳がでやすい、手足の裏が火照る、疲れているのに、頭にいろいろなことが巡ってねむれない、持久力がない、空咳、かすれ声、皮膚がかゆい、めまい、耳鳴り、足腰がだるい
どうしてこんな症状がでるの?
ひとつには、老化による乾燥、そして、無理のしすぎ、ストレス、寝不足などで、体を潤す液が不足してしまった状態です
どんな病気にかかりやすいの?
不眠症、自律神経失調症、健忘症、不安神経症などに陥りやすくなります。また、肺に熱をもつと、慢性気管支炎、肺炎、扁桃腺炎などをおこしやすくなります。そのほかにも、アトピー性皮膚炎、乾癬、円形脱毛症、ドライアイなどに悩まされたり、老眼、不整脈、腰痛など、老化症状が若くして出てくることもあります。胃潰瘍もこのタイプの人に多い病気です
腎陰虚タイプの食養生法
- 冷たいもの、水分のとりすぎは、逆効果です
- レバー、豚マメ、うなぎ、小魚、背青の魚、アサリ、ハマグリ、のり、わかめ、ひじきなどの海藻、ほうれん
- 草、大根葉などの葉野菜、玄米、小麦胚芽、ピーナツ、プルーンなどが、腎陰を強化するので、積極的にとりましょう
- カレー、唐辛子、キムチなどの香辛料、刺激物を控える
腎陰虚タイプの生活養生法
- 寝不足、肉体疲労、精神疲労、不安、恐怖、ストレスは、腎陰を大量に消耗することを知っておく
- 過度のセックスをさける
- クヨクヨ、イライラせず、明るく希望に満ちてすごす
- 疲れたときは十分に睡眠をとるのが基本であり、強壮剤やドリンク、コーヒーなどで無理に頑張らない
- 夕方からは体をリラックスモードに切り替え、照明もやや落として好きなアロマオイルなどでリラックスを心がける
- 午後10時には床につく
- サウナなどでの発汗は不向き
りえぴょんのおすすめ漢方食品
腎陰を補うのは、亀齢寿、鹿海馬、プラセンタ、海洋ミネラルしほよもぎ、マスマリン、骨砕補植物、菊花などですが、サプリメントの相性は個人により違いますので、まずはご相談ください。