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子宝養生シリーズ第1話

赤ちゃんがなかなか授からないと嘆いている皆様へ、、、それは決して自分のせいではありません。
色々と努力をしていても授からない時、どうして自分ばかり???と落ち込んでしまうかもしれませんが、決してそうではなく、今のタイミングじゃなかったよ・・・と捉えて頂くと良いかと思います。
赤ちゃんはいつも、ベストなタイミングを見計らってご夫婦の元にやってきます。
なので、赤ちゃんがやってきやすいように、体の環境、心の環境、住居の環境などを整えて、焦ることなく後は天の成り行きに任せておきましょう!

子宝シリーズの第一回目は、赤ちゃんが授かりにくい環境になっている現代の暮らしを見つめ直してみるお話しです!

まず、赤ちゃんが今よりも出来やすかった昭和初期までの暮らしを見てみましょう!
1、この頃は、誰もがよく体を動かしていました。
特に運動を心がけなくても、家事や農作業が十分な運動になっていたのです。
2、そして朝日と共に目覚め、日が沈めば夜更かしせずに休むという健康的な生活
3、核家族で暮らす今と違い、大所帯で暮らしていたので、食事の時間も決まっていた事が、体内時計を正確に整え、ホルモンの分泌も安定していました。
4、そして、女性は井戸端会議で憂さ晴らしをし、ストレスを発散し合えるコミュニティーがありましたよね
5、また、何より食事のバランスが良かったです!
土地でとれた、季節に見合う食材で手作りし、加工食品が少なかった。
そして、甘いお菓子は特別な日にしか食べられなかったですよね!

それに比べて、現代の暮らしは
1、コロナ以降のリモートワークなどでデスクワークが加速し、体を動かさない座り時間が増えています。
また、トイレも様式になり、出産に必要な下半身の筋肉が低下しています
2、夜遅くまで、スマホ、メールなどで多くの女性が睡眠負債を抱えています。
睡眠不足は質の良い卵子の発育の妨げになります。
3、核家族化し、夫婦の食事時間、寝る時間などもバラバラでタイミングがとりにくい状況です
4、働く女性が殆どで、仕事も家事も子育ても、そして場合によっては介護もと、女性の負担が増えすぎて慢性的なストレスを抱えがちです
5、そして、働く女性にとってスーパーのお惣菜、インスタント食品、コンビニ弁当、ファーストフード、レトルト、冷凍食品などは心強い味方ではありますが、一方で栄養の偏りと添加物等の過剰摂取は否めません。

このように、現代人の生活は新しい命を育むための環境とはかけ離れてきています。
赤ちゃんを迎えるためには忙しすぎない事、気持ちもゆったりとして、必要な栄養を蓄える準備が必要になります。
これから始まるこのシリーズでは、女性の月経周期をもとにした養生を提案してゆきます。
このシリーズをご視聴の皆様は、1年後にはすっかり子宝に恵まれやすい体質に変わっておられるよう、思いを込めてお話しさせて頂きます!

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