一覧に戻る

更年期が辛すぎる方の傾向と対策

多くの女性が閉経の前後に体の不具合を訴えますが、中には何ともなく通り過ぎる方もあるし、辛い症状が次々と襲い、その後も10年以上体の不具合が続いている方もあります。

更年期症状の典型的なものは、のぼせ、火照り、急に汗がワ〜と出て、汗で冷えて体が冷えて冷たくなる・・・を繰り返す。
気分が不安定で訳もなく悲しくなり落ち込むなどの自律神経や精神症状もありますが
1、血圧が不安定になり爆上がりする
2、血糖値スパイクが起きやすくなり、コレステロールや中性脂肪が急に上がるなどの脂質代謝異常が起きる
3、骨粗鬆症になり、足腰、関節の痛み、骨の変形や滑り症、歯が脆くなるなどの骨トラブルが起きる
4、筋力が弱り、臓器が下垂する、骨盤臓器脱、お尻が垂れる
など、体の中身が今までと全く変わってきてしまう症状も多発し、年と共に拍車がかかるばかりです。
病院では、これに対して降圧剤、コレステロールの薬、骨粗鬆症の薬などが処方されますが、これでは全くダメです!!!
というのは、原因に対する対策がなされていないからです!!!
長年、女性の悩み相談をしてきて、更年期以降に上記のトラブルで悩んでいる方の特徴は次のとおりです。
1、小さい頃〜学生時代に運動や体育の授業が苦手だった・・・筋力が弱いため、すぐにバテる、息が上がってしんどい、球技などで機敏に動けない、持久力がない
2、子供の頃から、近視、遠視、弱視などの目のトラブルがあった・・・肝血の不足
3、成長期〜青年期にダイエットとリバウンドを繰り返していた
4、麺類が大好きで、1日1食はうどん、蕎麦、焼きそば、ラーメン、スパゲッティーなどの麺食が続いていた・・・ご飯の定食に比べて、炭水化物8割となり、タンパク質が圧倒的に不足
5、肉や魚をたくさん食べられない、脂の多い高級肉でお腹が下る・・・子供の頃から食べつけていないために、消化酵素が作られていない

もう、ピンとこられたかと思うのですが、ズバリたんぱく質の不足で体に貯蓄がなかった方に起こるトラブルなのです!!
たんぱく質は、体の全てのパーツを作る原料で、お肉、お魚、卵、豆類などのたんぱく質は、体に入ると一旦アミノ酸まで分解され、そのアミノ酸が並べ替えられて、血液、筋肉、骨、コラーゲン組織、臓器、神経、酵素などが作られて行きます。
たんぱく質が不足している方は、全身にアミノ酸を届ける血中のアルブミンや、貯蔵鉄であるフェリチンも不足していて、更年期のホルモン変動という大きな環境変化に余力がないために対応出来ないのです。

今からでも遅くはありません!!!
1日3食、しっかりとたんぱく質を摂る事です。
血を作るには、鉄分だけでなくたんぱく質が必要!
骨を作るには、カルシウムやビタミンDだけでなく、コラーゲンタンパクが必要!
不足の症状がある方は、必須アミノ酸をすべて含むエネスポ(9720円)と大豆フェリチン(2980円)も食事と併せて補ってください!

一覧に戻る