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骨粗鬆症とその予防&対策法

1、骨粗鬆症とは?

骨が脆くなり骨折を起こしやすくなった状態です。

女性は閉経すると一気に骨量が低下します。

その他にカルシウム摂取不足、日に当たらない習慣、運動不足、喫煙や飲酒などの生活習慣も影響します。

骨折は、寝たきり、要介護の原因疾患の3位になっていますので、特に女性は早いうちから骨粗鬆症対策に努めることが大切です。

2、骨粗鬆症の検査

骨の強さは骨量と骨質の2つの要素から決まります。

骨量は骨のカルシウムの濃度で、腰椎と大腿骨頸部の骨密度検査でわかります。

また、骨質は骨のしなやかさのことで、骨の中にあるコラーゲンの働きで決まります。

血液検査では、骨の吸収と形成(骨の新陳代謝)マーカーによる骨質の状態、ホルモン異常による骨粗鬆症、骨粗鬆症薬の効果と副作用等がわかります。

閉経された女性は、年に2回の骨密度検査と血液検査、骨粗鬆症治療中の方は4ヶ月に1度の上記検査と年1回の腰椎X線検査をお勧めします。

3、骨粗鬆症の食事療法

一度スカスカになった骨は、取り返しかがつかない・・・と思いがちですが、実は養生により回復させることが可能です。

ただし、骨の代謝周期はとてもゆっくりで、半年スパンの長い目で養生する事が大切です。

諦めずに気長にライフワークとして取り組んでまいりましょう!!!

食事療法としては、骨の主成分であるカルシウムやタンパク質(コラーゲン)及び、骨の代謝に必要なビタミンD、Kなどです。

カルシウムはチーズ、小魚、大豆製品などに多く含まれ、ビタミンDは鮭、秋刀魚、ウナギ、鯵、鮪、豚肉、レバー、卵、切り干し大根、キクラゲなどに多く含まれています。

また、ビタミンKは納豆、抹茶、ブロッコリーなどに多く含まれます。

また、避けるべき食品は糖質と過剰な炭水化物です。

糖質の摂りすぎは、糖尿病や中性脂肪の増加、脂肪肝、肥満の原因になることはよく知られていますが、体の糖化(焦げ付き)を招き、骨のコラーゲンを劣化させて骨粗鬆症を招く事がわかってきました。

糖化によってできる悪玉物質(終末糖化産物・・・AGE)は筋肉、靭帯、軟骨、骨を徐々に蝕み、骨粗鬆症や骨の変形を早めてしまうので本当に恐ろしいです。

食事の内容として、野菜:タンパク質:炭水化物を5:3:2を目安にし、食事の食べ順も野菜、タンパク質、炭水化物の順に摂ることがポイントです。

4、骨粗鬆症の運動療法

骨は運動して体重負荷をかけることで増加し、丈夫になります。

お勧めはお日様に当たりながら15〜30分程度の速足ウォーキングです。

お天気の悪い日は自宅で隙間時間に踵おとしや踵の上げ下げ運動、スクワット運動などを心がけて下さい。

5、骨粗鬆症の養生漢方

(1)さんごくん・・・カルシウムをはじめ体に必要な16種類のミネラルを含有しています。

(2)ビタミンDワカサプリ・・・1粒1000IU(25μg)のビタミンDが含まれています。60粒入り 2484円

(3)骨砕補・・・ズバリ骨粗鬆症の漢方食品です。

骨形成を高め、筋骨を丈夫にする薬草が含まれます。

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