乳がん発病を防ぐ12の智慧シリーズ 1、遺伝
2019年01月16日
シリーズ1遺伝
がんの養生相談を20年近く受けていますが、年々若い方のがんが増えている感じがして、とても危機感を抱いています。
その中でも30~50代の女性に多いと感じているのが、乳がん、子宮がん、大腸がんなどのホルモンが関係するがんです。
これらのホルモン系のがんは、治療が上手くいっても、何年経っても油断は出来ないと言われていますので、兎に角発病させない事(一度治った方も)が大切です。
今年は元号も変わりますので、乳がん発病阻止元年として、12回シリーズの発病予防運動を手がけて行きたいと考えています。
その第一回目は遺伝です。
祖母や母親、姉妹など血縁のある身内に乳がんを経験した人がいれば、自分も早くから養生を心がけてください。
遺伝によって必ず発病するわけではありませんが、色々な条件が重なって、乳がん発病の遺伝子にスイッチが入ってしまった時に発病の芽が出ます。
特に一緒に生活している家族では、食生活が似てきますし、体質やモノの考え方、心のクセなども類似する事があります。
家族に発病した人がいた時、その人が
1、どのようなストレスを抱え込んでいたか?
2、食生活はどんな風だったか?
3、ライフスタイルの特徴はどんなだったか?
例えば、辛くても頑張る人とか、やたらと神経質だとか・・・をまず振り返ってみてください。
長く続くストレスや食毒、溜めてしまった環境ホルモン、日々の解毒が十分に働かないライフスタイルなどで、乳腺などの脂肪組織に炎症が起きる事が続くと、眠っていた乳がん発病遺伝子にスイッチが入ります。
もしかしたら、自分もすでにこのスイッチを入れた状態にあるのかもしれません。
スイッチを切るためには、今の自分のライフスタイルを見直し、生き方を変える事が予防につながります。
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