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春は炎症を起こしやすく解毒の養生が要

三寒四温でまだまだ油断は出来ませんが、一雨事に暖かくなると私たちの体の代謝活動も活発になってきます。

雪溶けの川の様に冬場に溜め込んだ老廃物が代謝されてきて、春先は血液が汚れやすく炎症を起こしやすくなります。

それに加えて花粉や黄砂も飛散するようになり、春は炎症要素がいっぱいです。

 

特に熱は上に昇りやすいために、頭痛、発熱、眼の充血、鼻炎、喉の痛み、イライラ、逆上せなど上半身の炎症症状が目立ちやすくなります。

 

又、検査値からわかる炎症として

1、腫瘍マーカーが上がる

2、CRPが高くなる

3、肝機能の値が上がる

なども春に目立ちます。

代謝が盛んになると、がんの分裂も活発になり春に悪化することが良くありますが、アレルギーやその他の炎症要因でもマーカーは上昇する事もあります。

また、春は環境の変化によるストレスも付き物で、ストレスによって放出される有毒物質を肝臓が必死で解毒していて、肝臓はオーバーワークになり疲弊しています。

 

ですので、春は解毒の養生をすると同時に、肝血を増やして肝の働きを養ってあげる事も大切です。

 

ヨーロッパでは春にタンポポのサラダを食べて解毒を促進すると言われていますし、日本人は春にフキノトウやゼンマイ、木の芽などの苦味を少量取り入れ、毒だしをはかります。(春の山菜には苦味があり、炎症を冷ます働きがあります)

 

私のお勧めの解毒レシピは、笹エキスのタンポポ茶割りです。

店頭にて試飲できますヨ♬

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