緊張を乗り越える方法は?
2023年04月15日
皆さんは人前で話したり、演奏したりする時に緊張された経験はありませんか?
私は大いにあります・・・先日もある演奏をするときに、なんだか心が上手くコントロール出来なくて、いつも通りの演奏が出来なくなってしまったのです。
演奏後は気落ちしましたが、これを失敗としてそのままにしておくと、トラウマになってしまうので、何故上手くいかなかったのか、どんな気持ちでいたのかを分析して次に繋げようと考えました。
人はどんな時に緊張するかというと、
1、失敗してはいけない
2、自分が失敗して迷惑をかけたくない
3、上手くいって、カッコよく思われたい
4、人の期待にこたえたい
5、自分から見てすごい人や苦手な人が来ていて馬鹿にされたくない・・・等々
1~5を見てみると、自分が主体ではなく他人の評価ばかりが気になっています。
つまり、自分がこれからやる事に集中するのではなく、自分ではコントロールできない他人の評価が気になってしまう事が緊張の原因です。
自分を良く見せたい・・・というエゴが働くと交感神経がとたんに緊張し始め、嫌なホルモンを沢山放出してしまうので、体は硬くなりコントロールが効かなくなってしまいます。
一方で緊張せず平常心を保って演奏できたりお話出来たりするのはどんなときか?
私の場合、毎月数多くの講演を全国各地であったりズームで行っていますが、いつもそれが楽しみでワクワクしますし、本番緊張で上がることはほぼありません。
それは、皆様に養生をお伝えすることや、それによって少しでも辛い患者さんが楽な気持ちになって下さる事が私の使命だと考えているからです。
なので、緊張している場合ではないし、そんな事に捕らわれている暇はありません(笑)
しっかりと準備をして、今の自分に出来る力を最大限に発揮できる事に集中しています。
つまり主体は自分であり、人の評価とかは結果として生ずるものであってそれに捕らわれる気持ちはありません。
自分の使命だと思うと、一本筋が入っていて気持ちがぐらつくこともないし、楽しみでありワクワクするような素敵なホルモンが沢山放出されていて、ハッピーな気持ちで平常心を保ちながらお話したり演奏することができます。
皆さん、自分の得意なことってきっとそうではないですか?
それがプロ意識というものかもしれませんね
それならどうしたらよいか?
それには嫌々ホルモンではなく、ハッピーホルモンに満たされる行動をとればよいです。
即ち、今日の自分を楽しむぞ!!!という気持ちかな?
それには、準備や練習もしっかりしておくこと、体調を整えること、本番前に平常心でいられるいつもの儀式(ストレッチや瞑想)も良いかと思います。
また、低血糖や気虚(エネルギー不足)の状態では良いパフォーマンスが出来ないので、バナナ、コルマータQ10,管楽器の方にはスーパー紅景天で肺気を補う事もおススメです