最新のコロナ事情
2022年08月06日
最新のコロナ事情
コロナ第7波の勢いは衰え知らずでどんどん増えています。
無症状で陽性の方がどのくらいいるのかは分かりませんが、薬局の経験では、発病すれば軽症といえどもかなり辛い症状に見舞われますので、やはり逃げ切るにこした事はありません。
BA5株の場合、非常に感染力が強く、三密などに注意していても、知らない間に空気感染しているケースがたくさんあります。
まず、本格的に熱が出るなどの発症前(症状が出る1〜2日前)に、小さな異変がありますので、これを見逃さないようにして下さい。
◉発症1〜2日前・・・何となく体がだるくて、気力が湧かない、鬱っぽい気持ち、喉の奥が乾燥したような違和感
◉発症〜3日目・・・免疫のバリアを破ってしまい、発病すると全身の痛みを伴いながら発熱する事が多いようです。
頭痛は前額部、こめかみの腫れたような痛み、後頭部の重痛、頭皮のチクチクした痛みと圧痛、歯茎の腫れや痛み
足腰、骨盤、股関節が激しい痛みで、まるでブルドーザで轢かれたような感じで痛みとともに寒気を伴う事が多い
熱は37度5分〜39度5分くらいの発熱
全身がだるく、座ったら次の行動に移せないほどしんどい
喉の痛みを伴う場合もある。
◉4日目〜7日目・・・熱は平熱に戻っても、症状が肺へ移行して、肺の熱感、咳、ゼロゼロした咳、鼻詰まりが現れ、これに伴い味覚、嗅覚が消失することが多い
◉8日目以降・・・大方の症状が7日くらいで消失するが、味覚と臭覚の異常、倦怠感、だるさ、少し動いても息切れがするなどの症状が1ヶ月以上続く場合もある。
薬局では、それぞれの状況における漢方薬をご提案しています。
詳しくは直接お尋ねください。
コロナに罹らない事は勿論ですが、仮にかかっても重症化させない、長引かせないためには
1、慢性炎症を防ぐ養生
2、腸内免疫を良好に保つ
3、心を楽しませること
を実行ください。
又、熱中症の季節と重なり、症状が複雑化しています。
適切な温度管理、水分補給、睡眠の確保にも気をつけて下さい。