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11月の養生法・・・腎を守る

晩秋に入る11月〜12月は冬の臓腑である腎臓と膀胱に深い関係があるとされています。中医学の考え方では腎臓には3つの働きがあります。1つ目は、腎主水(じんしゅすい)と言って水分代謝に関わりがあります。水分代謝には肺・脾胃・腎の3つの臓腑が巡らせます。必要な水分は体の中に再吸収され不要な物は腎で濾過して膀胱で尿として排泄されます。2つ目は、腎主納気(じんしゅのうき)と言って肺で吸い込んだ澄んだ空気を丹田(おへその下)へ納めることで循環を促し体の体温調節の役割を果たしてくれています。3つ目は、腎蔵精(じんぞうせい)と言って、腎は生命の素を蓄える場所になります。(生命の素とは生殖や発育に関わりのあるエネルギーのこと)
腎主水や納気の働きが弱くなると・・・
①浮腫みやすく体が重だるい(特に下半身)
②夜間頻尿で目が覚める
③疲れが取れず寝ても眠い
④体温が低く(35度台)風邪を引きやすい
⑤呼吸が浅く動悸がしやすいなどが挙げられます。
腎の機能を手助けするには今の習慣を見直してみましょう!!

〜晩秋から始める腎の養生法〜
⭐︎体を温めて冷やさないように心がけましょう!!
・3首(首・手首・足首)並びに腎が位置する腰とお腹の両方を温める
・冷たい飲食物を控える
⭐︎足腰の筋肉を鍛えましょう!!
・お散歩、スクワット、踵上げ下げ体操、ストレッチをすることで水分代謝、骨代謝、新陳代謝が改善(お散歩は太陽の出ている時に)
⭐︎夜は12時までに寝て疲れを取りましょう!!
・夜はカフェインを控えハーブティーなどのカフェインレスを選ぶ
・布団に入ってからテレビや携帯などの光を目に入れない
・夜に食べすぎると胃腸に血液が集まり眠りの質が低下するので腹八分目にする
⭐︎腎を補う食材を取り入れる
長芋・きのこ類・大豆・黒豆・黒胡麻・黒木耳・牛肉・豚肉・海老・蛸・烏賊・牡蠣・帆立・海藻類・栗・クコの実・棗・胡桃・落花生

3つ目の働きである腎臓精については来月号で詳しく解説させて頂きますね!

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