バセドウ病で数値は安定しているのだけど、目の症状が気になります!
2024年05月29日
Q:バセドウ病で漢方養生されているお客様が久々にお越しになり、ご質問をいただきました。
この方は、1年くらい前にお越しになった方で、甲状腺ホルモンの数値が高く、甲状腺刺激ホルモンの数値が低い方で、まずは炎症を抑えてホルモンを整える養生をして行きましょう!
と解毒のタンポポ茶と炎症に伴う熱痰を溶かしてゆく化痰食品のセンザンショヨをお出しした方でした。
半年ほどしっかりと養生されて、数値もしっかり落ち着き、お顔の見た目もほぼ以前と変わらないほどに回復されたということで、その後半年ほど音沙汰がなかったのですが、久々にやってこられたのです。
お話を聞いてみると、数値は相変わらず安定しているのだけど、ここのところ目がまた少し腫れぼったい感じがするのは何故でしょう?再発の傾向ですか?
良くなったので、漢方養生はやめてしまっていました・・・との事でした。
A:まずは、数値は安定しているという事は、養生の賜物だと思うのですが、やはりストレスや無理のしすぎであったり、炎症を助長させるような食品(トランス脂肪酸を含む食品や激辛の香辛料など)を摂った事をきっかけに体の中で慢性炎症が生じると、再び瞼の下の痰湿が熱化して眼球を押し上げてくる事があります。
特に、ここのところ湿気も多くなってきて、外気の湿度が高いために体の中の内湿も抜けにくく症状が出たのかと思われます。
長く養生されていると、どんな食べ物を食べた時に症状が酷くなる・・・などの傾向もわかりますので、自分にとって炎症を助長する食品を極力控えていただき、症状がある時は、無理のしすぎや睡眠不足、さらには毛染めやパーマなどもなさらないように気をつけてください。
解毒のタンポポ茶はたとえ1日1度でも飲んでいた方が、全般的な解毒とホルモンの安定に役立ちますし、症状が出始めた時こそ、里芋科の化痰食品であるセンザンショヨを摂っておかれると良いですね。
勿論、里芋、大根おろし、筍、アスパラガスなどの食品も良いです。
同じ病気をされている多くの方は、漢方養生を一度にパタッと辞めるのではなく、体調をみて適宜足したり引いたりして上手に付き合っておられます。
それが悪化させない養生のコツかと思います。
執筆者 漢方食養生の林薬局 薬剤師 高田理恵
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