シリーズ3、ホルモン剤のお話
2019年03月08日
ホルモン剤による不妊治療や、更年期のホルモン補充療法を受けた事がある方へ
ホルモン剤は、たったの耳かき1杯で、50メートルプール3つ分の水に影響する、、、と言われるほど、その作用は強いものです。
現代人は、妊娠のコントロール、不妊治療、更年期の不具合の改善等のために、ホルモン剤を用いる事がありますが、これはやはり、体にとっては非常に不自然な事で、長期間に渡って、ホルモン剤を使用する場合は、必ず定期的な血液検査、乳がんや子宮がん、卵巣がん等の検査を受ける事になっており、それなりのリスクはあると思います。
乳がんや子宮がん等のホルモン系のがんを発病される方は年々増加しており、しかも30代〜50代の若い方の発病が目立ってきました。
そんな中で、過去の病歴等をお聞きすると、不妊治療をされた方、ホルモン補充療法をやっていた方などの多さに驚かされます。
40代のAさんは、38歳で結婚され、なるべく早く妊娠〜出産したいと考えておられました。自然妊娠したいと考えておられましたが、年齢的な焦りから、ホルモン治療を受けられて無事に出産、さらに二人目の時は、長いホルモン療法が続き、卵巣刺激による腹痛、精神的な苦痛の末に、やっと二人目を出産されました。
そして、その喜びもつかの間、今度は乳がんの発症がわかったのです。
“どうして私は、こんなに女性特有の病気で悩まされなくてはならないの?心も体も本当にボロボロです“と涙されました。
50代のBさんも、不妊治療の末にやっとお一人お子さんを出産された方です。
40代半ばから、更年期の辛い症状で寝込むほどになり、ホルモン補充療法を受けられました。そして数年後に乳がんが発見されました。
このような方にお勧めしているのは解毒養生です。