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健康寿命をを伸ばす養生(7)解毒力を高める

先日市内の婦人会さんで季節の養生話をさせて頂く機会がありました。
メンバーの方々は平均年齢83歳で78〜93歳までの皆様!!!
お顔も活き活きしてとてもお元気なのです。
そこで逆に皆様の元気の秘訣をお聞きしたいと思い、お一人ずつ気をつけておられる事や
食、生活習慣をお尋ねしてみました。

皆様のお答えは???
1.クヨクヨしない
2.やりたい事しかやらない
3.風邪をひかないようにする
4.3度の食事をきちんと時間を守って食べる
5.朝はご飯と具沢山の味噌汁と納豆、漬物
6.昼にパンや麺を持ってくる
7.夕食は魚と肉を1日おきに食べている
8.胃の調子がイマイチの時は梅干しと卵を入れてお粥を炊く
9.夜8時から10時までに寝て、朝は4時から6時の間に起きている
10.朝に飴玉を舐めてから8000歩を目標に歩く
11.朝、畑など一仕事するので、朝ごはんはたっぷり食べる
12.意識して体は動かすようにしている
13.1人暮らしでも、食事をいい加減にしないようにしている、寝込んだら終わりだし、自分が辛いから
これらのアンケート結果から、皆様は解毒力を高める事を知らず知らずのうちに普通にやっておられる事がわかりました。
体を老化させないためには、毎日生じた毒をその日のうちに解毒排泄し、体を汚さない事が大切です。
上記1、2の心の養生はリラックスを生み出して、副交感神経をリラックスさせます。副交感神経が優位に働いている時に、腸をはじめとする消化管が動き、解毒が促進されるので、気持ちをリラックスさせる事はとても大切です。
次に皆様が実行されている4〜8の食養生により、解毒に必要なタンパク質やミネラルがしっかり摂れている事も素晴らしいです。
そして9の早寝早起き習慣です・・・今日食べた食材をチェックし、体に必要なものを不必要なものをより分ける、必要なものから自分の血や筋肉、骨、酵素、ホルモン、免疫物質などを作り新陳代謝を促進する、がんの芽を潰すなどは夜寝ている間に行われ、成長ホルモンが分泌される夜の10時〜2時の間が最も盛んになるとされています。この時間に眠れている事はとても解毒を促進することになります。
さらに10、11、12の運動習慣も解毒を促すポイントです。しんどくならない程度のウォーキングや、ストレッチ、筋トレなど筋肉を動かす事によりマイオカインという物質が放出され、腸内免疫を活性化し解毒力を高めてくれます。元気な方は筋肉が衰えたり姿勢が悪くなる事なく、よく動いていますよね🥰
最後に日々の解毒の友に提案したいのはタンポポ茶です。
タンポポ茶を起床時や入浴前などの空腹時に飲んでおくと体内の病理産物を効果的に解毒排泄してくれます。肝臓、腎臓の働きが低下して、体がむくんだり尿量が少ない方には特におすすめです。
肝腎が弱っている方は、食後に少し横になったり、入浴時に腰浴する事で、肝腎の部分に血流を集め、解毒力が高まります。

執筆者 漢方食養生の林薬局 薬剤師 高田理恵

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